新年のご挨拶
新年、明けましておめでとうございます。
旧年中は多くのご支援を賜り、誠にありがとうございました。
昨年は一連の不祥事による対応にあたり「一刻の猶予もならない」を合言葉に、信頼回復を果たすために、特にガバナンス及びコンプライアンスに係る改善・改革事項を最優先に進めてまいりました。その一方で学生・生徒の皆さんと直接会話・交流機会も大切にし「学生ファースト」の思いを改めて強く致しました。
今年は引き続き手を緩めずに、内部統制体制の確立とその運用を進めるとともに、さらに多様性を尊重し合うための意識改革、意識啓発に力を入れ、ダイバーシティ関連の施策を推進していく所存です。また、オーストラリア・ニューカッスルキャンパスの積極的な運用等による国際化の推進や、医学部及び付属板橋病院の建て替えなどの大規模事業も着実に進めてまいります。
皆さまにとって健やかで実りある一年となりますことを心より願っております。
新春の候、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年4月に学長を拝命して以来、林理事長と一体となって学生・生徒の笑顔のために、さまざまな取り組みを進めてまいりました。そうした中、本学学生・生徒、校友がパリオリンピック・パラリンピックをはじめとするスポーツ分野、建築分野のプリツカー賞、芸術分野のエミー賞など、国内のみならず世界中で目覚ましい活躍をされているという嬉しい出来事もありました。
本学は16学部86学科と、多くの付属学校等を有する我が国屈指の総合教育機関であり、まさに多様性の宝庫です。在学中にイノベーションの素地をつくることができる、世界的にも数少ない教育的な特徴をもっていると自負しています。本年も、学生の思い描く物語を夢で終わらせないよう、豊かな教育リソースを活かして、人材を丁寧に育成してまいります。
皆さまにとって実り多き一年となりますよう祈念いたしますとともに、一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。