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アメリカンフットボール有志の会の関東学生連盟への加盟について
2025/06/24
本学が本年2月19日付けで関東学生アメリカンフットボール連盟(以下「連盟」といいます)に対して加盟申請していた「日本大学アメリカンフットボール有志の会」(以下「有志の会」といいます)が、6月17日に開催された連盟の臨時理事会においての新規加盟が認められた旨の連絡を受けました。
まずは、本学が連盟を退社するに至った薬物事件につき、連盟加盟大学の皆様及び関係者の皆様に多大なご迷惑をお掛けしたことについて、改めてお詫びを申し上げるとともに、今般、新規加盟を認めていただいたことを深く感謝申し上げます。
2023年12月15日付けで廃部となっていた本学アメリカンフットボール部(チーム名フェニックス)は、昨年5月より、「有志の会」として参集した学生たちに、本学競技スポーツセンター「預かり」という形で、現場責任者を須永恭通氏として本学のグラウンド等を利用することを認めてきました(現在の会員数は、選手70人、スタッフ10人)。
この間、有志の会の学生たちは、公式戦への出場が叶わない状況の中で、懸命に日々のトレーニングに励んできました。
その努力を踏まえ、本学理事会での承認を得て、「有志の会」を連盟登録チームとして認めていただけるよう、去る2月19日に、連盟への登録申請をしていたところです。連盟におかれましては、さまざまなご意見がある中での慎重な審議の末に6月17日の結論を出していただいたと受け止め、感謝申し上げる次第です。付帯決議として、「有志の会の早期の競技部への移行を望む」とのご要望をいただいております点も、重く、またありがたく受け止めております。
本学が、昨年5月に、元アメフト部員らに「有志の会」という形で活動を認めたのは、旧アメフト部を廃部した後に、あまりに早い時期の創部は大学内外の理解が得られないと判断したためです。「有志の会」は、本学の他の競技部と比して、副学長の直轄である本学競技スポーツセンターが厳しく管理監督する体制をとっておりました。不定期の薬物検査も実施し、万が一にも薬物事件が再発しないよう、経過観察を行ってまいりました。
「有志の会」という状況を脱してアメリカンフットボール部を再興できるかどうかは、本学に対する社会の信頼が回復し、大学内外においてアメリカンフットボール部の再興を期待する雰囲気が醸成されるか否かによるという認識のもと、「有志の会」責任者及び学生たちに対して、慎重な行動を求めてきたところです。
今般、連盟理事会の付帯決議を受け、創部について大学内外の理解が得られるようさらに努力し、連盟の求めに応じられるよう、検討を進めてまいりたいと考えます。創部についての社会の理解を得るために、「有志の会」の学生たちは努力を続けており、本学全体が社会の信頼を回復できるよう、引き続き、コンプライアンスとガバナンスの改善強化に向けた改革改善の道を歩んでいく所存です。
引き続き、温かく見守っていただけますよう、お願い申し上げます。
令和7年6月24日
日 本 大 学