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都市行政の構造と管理

人口の約八割が都市地域に住む現代の日本。都市政策が重要な課題となっている。その課題に応えるのは国などではなく、都市自治体による都市政策の計画・実施であり、都市には自己決定・自己責任を理念とする創造的、自律的な行政運営が要請されていると説く。

現代の都市行政の仕組み、政策立案、行政運営に関する管理方策などについて提言し、特に第三部「都市制度と地方分権」では、大都市制度の改革課題について論述。分権に伴う事務事業権限の地方への移譲は、自らの行政区域だけでなく周辺地域の行政需要にも対応しなければならない政令指定都市にこそ優先にすべきだとする。同時に国や都道府県による二重、三重の行政が都市問題への対応を複雑にしているとし、大都市への一元化の必要性を挙げる。行政広報の重要性も指摘。望ましい広報のあり方について考察している。

書籍名 都市行政の構造と管理
著者名 法学部教授 本田弘・著
月号 2004年秋季号 No.101
価格 6,000円(税別)
出版社情報 東京都文京区水道2-1-1、勁草書房