高橋いさをコラボレーション戯曲集1 へなちょこヴィーナス レディ・ゴー!
著者が、担当講座「劇作実習Ⅱ」「同Ⅲ」での課題作品の中で優れた二作に加筆、共作の戯曲として出版した。「へなちょこヴィーナス」はたった一人の選手を応援することになった即席チアリーディング部の活躍を描いた。共作者の小田さんは劇作家コースの卒業生、「レディ・ゴー」はひょんなことからボクシングをすることになった暴走族の女を書いている。共作の中尾さんは現役生である。
高橋先生は、「わたしの関心は正しい日本語を若者に伝えることではなく、現実に生きている人間が使う言葉を使ってどれだけ生き生きした会話が書けるかどうか」と脚本への指針を示している。また「若い女の子の世界―わたしの想像力を総動員しても限界がある。彼女たちの感受性を反映した劇をつくりたかった」と述べている。
高橋先生は、「わたしの関心は正しい日本語を若者に伝えることではなく、現実に生きている人間が使う言葉を使ってどれだけ生き生きした会話が書けるかどうか」と脚本への指針を示している。また「若い女の子の世界―わたしの想像力を総動員しても限界がある。彼女たちの感受性を反映した劇をつくりたかった」と述べている。
書籍名 | 高橋いさをコラボレーション戯曲集1 へなちょこヴィーナス レディ・ゴー! |
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著者名 | 高橋いさを 小田玲奈 中尾和代・共著 |
月号 | 2005年春季号 No.103 |
価格 | 2,000円(税別) |
出版社情報 | 東京都千代田区神田神保町2-2-3、論創社 |