コラーゲン食事革命
本書は、素晴らしいコラーゲン食事革命の必要性と成果を、長年の栄養学や生化学の実験の裏づけをもとに書かれている。
まず、現代栄養学ではコラーゲンをタンパク質としては価値の低いものとしており、さらにこれまでの生命科学は、主として細胞の中の代謝に偏り、細胞の外側をとりまく物質の代謝が軽視されてきた。
本書では、細胞をとりまく環境の主役はコラーゲンである、としたうえで、コラーゲンの新陳代謝を高めれば、細胞の新陳代謝が活発になり、全身の新陳代謝が促進されて、いつまでも若々しい健康な体と心が得られる。さらに、いままでの食習慣で捨てられてきた骨・内臓・皮などに豊富に含まれているコラーゲンを見直す必要がある-と述べている。
骨つきの肉や鶏の手羽先など、動物の骨や軟骨、皮などに含まれるコラーゲンの料理献立も紹介している。
書籍名 | コラーゲン食事革命 |
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著者名 | 薬学部教授 高橋周七・著 |
月号 | 1997年秋季号 No.73 |
価格 | 900円 |
出版社情報 | 東京都中央区京橋3-5-7、主婦と生活社 |