卒業生インタビュー
I.M
株式会社東急コミュニティー
相手に伝わる自己分析がカギ
企業の危機管理や事業継続などの講義を通じて安全への視野が広がり,不動産管理業界を目指しました。頑張ったことは自己分析です。自分は何をやりたいのか,どのように貢献できるのか。その思いを相手に伝えるために,伝え方も練習しました。企業は危機管理学部にとても興味を持っています。ほぼ全ての企業から学部での学びを聞かれ,社会で取り沙汰されている出来事に対し,危機管理の視点から意見を求められたこともありました。日々のニュースを意識しながら学生生活を過ごし,就職活動に臨んでください。
I.J
株式会社ラック
キャリア形成を早くから意識
サイバーセキュリティに携わるIT業界を志望したのは,講義を通じてインテリジェンス関連に関心を持ち,個人情報保護やサイバーセキュリティへの興味が強くなったからです。就職先は,充実した教育体制や社員同士が互いに高め合う環境など自らの能力を伸ばすことができる企業を探しました。本学部のキャリア支援プログラムは充実しており,さまざまな分野の先生方が親身になって相談に乗ってくれます。3年次の後半からはあっという間です。目指すキャリア像を早く見つけてください。
N.M
法務省東京法務局
危機管理を公務に活かす
2年次から学内での公務員講座を受講してきました。日々の授業の中で,危機管理は環境や制度を整えることが大切との思いに至り,公務員を目指しました。しかし,筆記試験が通らなければ,面接で自分の思いを伝えられない。コロナ禍で勉強のリズムが崩れて大変でしたが,筆記試験対策には全力を尽くしました。面接では,学部で学んだ危機管理を公務員となって活かしていきたいと訴えました。後輩の皆さんも,自分の進路に不安や焦る気持ちがあると思います。でも,その時にできることを精一杯頑張ってください。
K.K
日本放送協会[NHK]
企業から関心を集める特徴ある学部
学部1期生として迎えた就職活動は,自分自身が道を切りひらくという強い気持ちを持って何事にも積極的に取り組みました。家族やゼミナールの担当教授,友人の温かい支えにも後押しされ,目標に向かって精一杯やりきることができました。就職活動を進めていく中で,危機管理学部という特徴ある学部だからこそ,企業の担当者の方から強い関心や興味を持っていただけることも多くありました。それは,自身の学んできたことや企業でどのように貢献していきたいかを明確に伝えるチャンスになったと感じています。不安に感じることもあるかと思いますが,学部の学びに自信と誇りを持って就職活動に取り組んでください。
O.A
日本電気株式会社[NEC]
社会からのニーズも高い危機管理という学問
就職活動へ臨むに際して,お手本となる先輩方がいなかったので少し不安もあり,苦労することも多かったのですが,学部での学びで得た「安全で便利な社会を実現したい」という強い思いを持ち続けて頑張りました。また,就職活動を通じて,「危機管理学」という学問が社会から求められていることを感じました。学部1期生という特徴は,他の学生と差別化を図りやすく,武器にもなりました。大学の支援制度や先生方からのアドバイスも手厚いので,それらも活かしながら自信を持って就職活動に臨んでいただきたいです。
M.S
防衛省本省(国家公務員一般職)
学部の先生や仲間たちが心強い相談相手に
学部での授業やゼミナールでの研究を通じて国際問題に関心を抱き,防衛省への就職を希望しました。先輩を頼ることができず,苦労もありましたが,自分が後輩の道標になればと思い,就職活動に臨みました。同期の仲間たちも感じていることですが,面接では危機管理学部に興味や関心を持っていただけることも多く,思いがけない利点でした。公務員試験は長期戦です。進路選択で不安に感じることも多いと思います。しかし,やり終えて感じるのは,たくさん悩み,考え抜いた分だけ納得いく決断につながったということです。先生や頼れる仲間たちに相談しながら最後まで頑張ってください。
H.M
町田市役所
大学で学んできたことが採用面接で強みに
学部生として初めて就職活動に臨む貴重な経験ができたと思います。採用面接では,他大学や他学部のように先輩方が作り上げた実績がない中,面接官にすれば聞き慣れない「危機管理学部」という学部で学んできたことをどのように伝えるか,という点に苦労しました。その一方で,実際に起きた災害などを学んできたので,面接官と実務的な話でコミュニケーションをとることができたのは,この学部ならではの強みだと思います。大学生活は楽しくて本当にあっという間です。後輩の皆さんは,今だからできること,この学部だからこそできることをたくさん経験し,それらを糧に就職活動を乗り切ってください。
S.M
東京消防庁消防官
さまざまな分野で活きる本学での学び
小さいころから消防官になることが夢だったので,危機管理学部が新設されることを知り,迷わず進学しました。就職活動でプレッシャーを感じることもありましたが,支えてくれた家族,手厚く指導してくださった先生方のためにも,必ず第一志望に就職するという気持ちで取り組んできました。就職活動を通じて感じたのは,企業の危機管理学部に対する関心の高さです。面接の際,危機管理学部での学びについて聞かれることが多かったので,学部で学んでいることは,さまざまな職種で活用できるものだと確信しています。その強みを活かして,皆さんも自信を持って励んでほしいと思います。
T.K
警視庁警察官
友人の存在を支えにともに乗り越えた公務員試験
公務員試験に向けて,初めはどのように勉強をすればいいのかわからず,不安ばかりでした。しかし,学内講座の先生方やゼミナールの教授からアドバイスをいただき,自分なりの勉強方法を見つけることができました。公務員試験の勉強に取り組む中で新しい友人も増え,刺激をもらえたことも財産となっています。就職面接では模擬面接を繰り返していたので落ち着いて対応できました。模擬面接は自分では気づけない部分を指摘してもらえるいい機会だと思います。就職活動はやるべきことがたくさんあると思いますが,自分は何が得意で何が苦手なのかを改めて分析し,目標を持って進んでください。