新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置では防ぎきれず、東京都を対象とした3度目の緊急事態宣言が発令されることになりました。

 危機管理学部では、新学期における対面授業の再開に際し、学生の皆さんには「日本大学健康観察システム」を使った8日間の連続した体温記録をお願いし、入構に際しては検温記録を確認してきました。また同時に、教室や食堂の着席可能数を大幅に削減し、さらに、こまめなアルコール消毒・除菌も実施してきました。学生の感染者は発生していますが、いずれも学外での感染であり、キャンパス内での感染は防止できています。

 しかしながら、大変残念ですが、緊急事態宣言の発出により、426日から対面授業を一時的に中止し、オンラインによる授業に切り替えることにしました。学部としては、これまでと同様の感染拡大防止策を継続実施してまいりますが、学生の皆さんにおかれましては、オンライン授業の期間中であっても、日本大学健康観察システムを利用した健康管理を行って下さい。外出時などはつねにマスクを着用し、適時適切な手洗い、消毒及び除菌、不要不急の外出自粛、大人数での会食や向かい合っての食事を控えるなど、感染拡大防止を念頭に、一人ひとりが責任を持って行動してください。お願いします。

最後に、危機管理学部の学生であることを深く自覚し、一日も早い対面授業の再開に向けて、個人として取り得る最大限の感染拡大防止策を実行し、一緒にこの危機を乗り越えましょう。

私たちもがんばります。皆さんもがんばってください。


日本大学危機管理学部長 福田 弥夫