アスリートインタビュー

Vol.001 アメリカンフットボール 有輪 七海Vol.001 アメリカンフットボール 有輪 七海

いまこうして自分がフェニックスの一員としてプレーしていることなど、大学に入った時は想像もしていませんでした。
歯科医師になる勉強と日本のトップチームでの競技を両立することは難しいと考えていたからです。
それでもアメフトへの思いは強く、一度は歯学部のチームに入部したのですが、フェニックスの試合を観て、「日本一を狙えるチームでプレーしたい。ぼくの居場所はここしかない」と決意しました。
有輪 七海さん

その気持ちを後押ししたのが「狭き門より入れ」という聖書の言葉です。僕は「安易な道を選ぶな」という意味に解釈して、この言葉を人生の道標にしています。フェニックスでは歯学部の部員は前例がなく、続けられるのかと多くの方に心配されました。でも、あえて厳しい道を選んだこと、そしてこの二つの難関にチャレンジしていることは自分の誇り、プライドでもあります。もちろんそれは、チームの仲間の支えがあるからできることです。一般入試で入学した僕を温かく迎えてくれたチームの懐の深さ、授業で練習に遅れがちの僕のために、全体で行うキック練習は後半に設定していただくなど、部員一人ひとりの個性を尊重してくれます。また、勉学の面では歯学部の仲間にいろいろサポートしてもらうなど、全ての人に感謝です。時間的に一番厳しい2年生のカリキュラムを乗り越えたことは、大きな自信につながりました。これから専門性が増してきますので、時間管理をしっかりして自己マネジメントに取り組んでいきたいですね。

とにかくいまは、フェニックスの一員としてプレーできる喜びを噛みしめています。キッカーはミスが許されないポジションですが、本番を想定してのキック練習では、仲間にブーイングをしてもらうなどメンタル強化にも協力してもらっています。また、キッカーのコーチがいることも心強く、これからは、キッキングプレーから試合の組み立てができるように技術を磨き、今年は絶対日本一になりたいですね。

Profile

有輪 七海(ありわ・ななみ) 平成6年1月生まれ。立教新座高等学校(埼玉県)卒。
キッカー/パンター。サッカー経験を生かし、高校からアメリカンフットボールを始める。一般入試で歯学部へ入学後、自ら希望してフェニックスへ。大学の授業とアメフトの練習とのハードな日程をこなす毎日。元気の源は、お母さんが毎日作ってくれるお弁当。1年生のときには、「第2回U-19世界選手権テキサス大会」の日本代表に。