アスリートインタビュー

Vol.004 フェンシング 山田 優Vol.004 フェンシング 山田 優

昨年の世界ジュニア・カデ大会で日本人初となる男子エペ優勝を果たし、とても自信になりました。昨年から専門コーチの指導を受けフィジカルを強化し、土台の足腰から鍛え直してきたことが成果につながったと思います。しかし、シニアの大会を勝ち抜くにはさらなるレベルアップが必要です。フェンシングでは、剣の使い方はもちろんですが、相手との距離の取り方、崩し方が勝負の決め手になります。特にエペの場合は有効面が全身で、攻撃権の交代もありませんから、一瞬のタイミングを活かす効果的な足の動かし方や身体の使い方、さらなる高度な技の習得に力を入れています。

山田 優さん

現在の目標は、来年のリオ五輪出場とメダル獲得です。前回のロンドン五輪では男子フルーレ団体が銀メダルを獲得し注目されましたが、いま男子エペもアジア大会団体で初の銀メダル獲得など、今後の活躍が期待されています。

僕の得意技の一つは、剣先をしならせて相手の背中を突くという技。これが決まると会場全体が盛り上がるだけでなく、チーム全体も気持ちが高揚します。少しアクロバチックな技ですが試合の流れを引き込むこともできるので、ぜひ期待して見ていてください。

日本大学フェンシング部の魅力は、多くのトップ選手を輩出していること。しかし、ただ勝つだけではなく、心技体を磨き人間的にも魅力ある選手であれという心の部分を大切にしていることです。そのモットーに恥じないよう、でも気負わず楽しみながらプレーしたいと思います。

Profile

山田 優(やまだ・まさる)平成6年6月生まれ。三重県立鳥羽高校卒。
種目はエペ。高校時代は2年時からインターハイ連覇を達成。昨年の世界ジュニア・カデ選手権大会(ブルガリア)の男子エペで日本人初となる金メダルを獲得し、「上月スポーツ賞」を受賞した。日本人初のエペ世界ジュニア王者。