スポーツ科学部に関する よくある質問
- スポーツ科学部が養成する人材像として掲げている「反省的実践家」とはなんですか?
- 近年,医師,弁護士,カウンセラー,介護士等の専門職分野で求められる専門家像として「反省的実践家(reflective practitioner)」(ドナルド・ショーン『専門家の知恵』)という専門家像が提示されています。スポーツ科学部ではこの考えに基づき,スポーツを通して,世の中にある様々な問題や課題をその現場で発見し,それに対する情報の収集や、分析を行う力を身に付け、さらにより良い方法で実践することの出来る人材を養成します。
- カリキュラムの特徴は?
- ・2年次からは、アスリートコースとスポーツサポートコースの2つのコースを設定しています。いずれのコースでもコーチング学を中核とした理論と実践を習得します。
・競技スポーツにおけるよりよいパフォーマンスを発揮するための方法を、アスリートとそのサポートのそれぞれの立場から、様々な理論を学び、実践できる能力を身に付けます。
- いわゆるアスリートしか入学できませんか?
- 自身の競技力向上に加え,実際のスポーツ現場における様々なサポートに関する学びを支援します。この場合はアスリートとしての活躍の有無は問いません。
- トップレベルの運動能力を持っていない生徒でも授業についていけますか?
- 突出した運動能力を有していなくとも,スポーツ科学部ではコーチング学を中心とした理論を学習するため,授業の内容についていけないということはありません。
ただし,授業で学んだことを,実践してもらう必要があるため,在学中はなんらかのスポーツ活動を継続してもらいます。
- 教員免許はとれますか?
- 現時点では,教員免許状を取得することはできません。したがって,卒業後に最低2年間文理学部で科目等履修生という形で聴講しなければいけません。
- どのような就職先を想定していますか?
- プロ・アスリート,実業団アスリートはもちろん各種目競技団体の職員として競技スポーツの強化・運営に携わることが期待されます。その他の一般企業,公務員や市町村の職員も想定しています。
- 奨学金制度はありますか?
- 初年度は日本大学本部実施の全学部生対象の奨学金のみとなります。学部独自の奨学金制度については現在検討中です。
- 教員はどのような体制ですか?
- 競技スポーツを研究対象とし,様々なスポーツ関連研究分野において,その研究成果を実証,実践している者を含み,教育・研究上又は実務上の優れた知識,能力(ナショナルトレーニングセンターで指導している教員・ジュニア育成指導者)及び競技スポーツにおける実績(日本代表レベルの競技力をもつ教員)を有する専任教員により構成されています。
- スポーツ科学部の校舎はどこにありますか?
- 東京都世田谷区の東急田園都市線三軒茶屋駅から徒歩約10分の場所に位置しています。三軒茶屋は「さんちゃ」と呼ばれることが多く,吉祥寺や自由が丘などと同様に「住みたいまち」ランキングの上位に名を連ねる人気のある住宅街です。渋谷など都心へのアクセスにも優れています。
- キャンパスは見学できますか?
- 日・祝日を除く毎日受け付けています。行事等により休校の場合がありますので,必ず事前にご連絡のうえ下記の受付・対応時間内に1号館1階事務室までお越しください。
TEL:03-6453-1600
平日:10時~16時
土曜日:10時~12時
- キャンパスにはどのようなスポーツ施設がありますか?
- メインアリーナ(バスケットコート2面)
- 低酸素実験施設(トレーニング使用可)
- プール・流水プール(スポーツ科学実験可)
- トレーニングルーム(各種トレーニングに対応)
- 体操場・柔道場・剣道場・相撲場・実験室
- 体育設備は学生が自由に使用できますか?
- 授業、部活動などが優先されますが,学生が使用する事は可能です。
- 東京都稲城市にあるグラウンドはどのように使いますか?
- 一部の授業で使用する予定です。サークルなどが発足した際は貸し出すことも検討中です。
- 一般入試の特徴は?
- 学部独自の入試であるA方式は3教科型。「英語」,「国語」が必須で,残りの1教科は「日本史」,「世界史」,「政治・経済」,「数学」の中から1つ選択して受験します。
N方式は第1期,第2期ともに2教科(得意科目)型。「英語」が必須で,残りの1教科は「国語」,「日本史」,「世界史」,「地理」「政治・経済」,「数学」の中から1つ選択して受験します。