学校法人日本大学は，理事長選考委員会からの推薦を受け，令和4年6月3日開催の理事会で林真理子氏（68）が次期理事長候補者として決定いたしました。なお，令和4年7月1日開催の理事会での承認を経て，正式に就任する予定です。

　選考理由につきましては，以下資料をご覧ください。
　選考理由書
　求められる理事長像

　令和4年6月3日開催の理事会で次期学長に酒井健夫氏（78）を決定いたしました。

　酒井健夫氏のほか1名が学長に立候補し，6月1日の学長候補者推薦委員会の推薦を経て，6月3日開催の学長候補者選出会議で候補者となり，同日開催の理事会に推挙されていたものです。

　任期は令和4年7月1日から令和8年6月30日までの4年間です。
　
　酒井次期学長は，加藤直人理事長・学長の「田中前理事長との決別宣言」を継承してまいります。
 
　現在の加藤直人理事長・学長は，令和4年6月30日付で退任いたします。
 
　本法人は昨年発生した一連の不祥事に対し，健全な管理運営体制の構築に向けた改革を推進することを，令和4年4月7日付「本法人の今後の対応及び方針について」で公表し，新制度に基づく新体制を7月1日に発足すべく，学校法人日本大学寄附行為及び関連諸規則，規程等の改正，制定を実施しました。今回は新たな選考方法により新理事長候補者及び学長が決定しました。
 
林　真理子（はやし　まりこ）次期理事長候補者
昭和２９年生まれ
　
【略歴】
昭和５１年　本学芸術学部文芸学科卒
同５７年　　エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を出版
同６１年　　『最終便に間に合えば』『京都まで』で第９４回直木賞を受賞
平成７年　　『白蓮れんれん』により第８回柴田錬三郎賞を受賞
同１０年　　『みんなの秘密』により第３２回吉川英治文学賞を受賞
同１２年　　直木賞選考委員に就任。ほか，数々の文学賞の選考委員を務める
同２３年　　フランス政府よりレジオンドヌール勲章シュヴァリエ受賞
同２５年　　『アスクレピオスの愛人』で第２０回島清恋愛文学賞を受賞
同３０年　　紫綬褒章を受章
令和２年　　菊池寛賞を受賞
 
その他の活動は，日本文藝家協会理事長，吉川英治国民文化振興会評議員，新潮文芸振興会理事，エンジン01文化戦略会議幹事長，3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構理事

酒井　健夫（さかい　たけお）次期学長
昭和１８年生まれ
 
【略歴】
昭和４１年　本学農獣医学部（現生物資源科学部）獣医学科卒
同５６年　　東京大学医科学研究所，厚生省，台糖ファイザー株式会社薬理研究所を経て，農獣医学部専任講師
同５８年　　助教授
平成５年　　教授
同１１年　　学部次長，評議員
同１７年から２０年　学部長，理事，大学院生物資源科学研究科長，同獣医学研究科長
同１９年　　副総長（総長代理・代行者）
同２０年から２３年　総長
医学博士，専門分野は獣医疾病予防学

学外では，農林水産省獣医事審議会会長，獣医学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議座長代理など，文部科学省，農林水産省，厚生労働省，内閣府，一般社団法人日本私立大学連盟及び公益財団法人大学基準協会等の各種委員等を務めたほか，日本産業動物獣医学会会長，私立獣医科大学協会会長，日本獣医師会副会長，動物看護師統一認定機構機構長などを歴任
令和２年　　瑞宝重光章を受章