第100回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会が10月14日(土)に行われる。日本大学陸上競技部特別長距離部門は、2020年の96回大会以来4年ぶりの本戦出場をかけ予選会に挑む。

 89回の出場回数を誇る日本大学陸上競技部特別長距離部門、しかし近年は指導者の入れ替わりなどが影響し出場が叶わない年が増えてしまう。それでも今年5月、新雅弘監督を迎え、新たなスタートを切ったチームは、生活・学習・練習面を見直し、夏場の合宿も質と量のバランスを重視しトレーニングを積んできた。
 その後各々がベストタイムを更新してきていると共に、シャドラック・キップケメイ(文理学部1年/ケニア・イリギタリティ)が日本インカレの10000mで2位に入るなど復調の兆しを見せており、そのシャドラックと主将の下尾悠真(文理学部4年/市立岐阜商業)ら4年生がチームをけん引する。

 予選会はハーフマラソン(21.0975km)を14名登録のうち、12名までが走ることができ、上位10名の合計タイム順で13校が本戦出場権を得ることとなる。先日発表された各大学のエントリーから10000mの平均タイム順位は13位だが、練習は嘘をつかない、この夏の練習を自信に変え選手たちは走りだす。

 予選会は9時35分に陸上自衛隊立川駐屯地をスタートし、立川市街地から国営昭和記念公園でゴールする。

 

 陸上競技部特別長距離部門へのご声援のほどよろしくお願いいたします。


※ご観戦される方は、沿道および昭和記念公園内での応援に関して関東学生陸上競技連盟のホームページを必ずご覧ください。

各選手の意気込み

主将・下尾悠真(文理学部4年/市立岐阜商業)

夏の合宿を経てチームはどのように変わりましたか。
夏合宿では全員揃って練習をこなすことを意識して取り組んだので、自然とチームの団結力は高まりました。また、ほとんどの選手が大きな怪我なく走り込みができたので土台作りができ距離に対する不安をなくすことができています。
予選会に向けチームの雰囲気はいかがでしょうか。
部員全員が予選会に向け、気持ちを一つに取り組んでいるので、良い緊張感の中で練習できています。
予選会に向け意気込みをお願いいたします。
最終学年となり箱根駅伝出場に向け最後のチャンスとなりました。これまで応援してくださった全ての方に良い報告ができるよう、全力で頑張ります。


以下は各選手より予選会への意気込みを伺った。

久保昇陽(法学部4年/松山商業)
「4年生として悔いの残らない走りをします。」

土井拓実(商学部4年/富山商業)
「最終学年、予選会の経験者としてチームに貢献する走りをします。」

西村翔太(文理学部4年/千種)
「最後の予選会、必ず決めます。」

安藤風羽(文理学部3年/鹿児島実業)
「本戦出場のために、堅実な走りをします。」

大橋 優(法学部3年/大垣日大)
「本戦出場に向けて全力を尽くして走ります。応援よろしくお願い致します。」

大仲竜平(スポーツ科学部2年/北山)
「箱根駅伝本戦に出場できるように予選会ではチーム一丸となり精一杯頑張ります。」

鈴木孔士(法学部2年/中越)
「今まで辛い時を支援してくださった方々に箱根駅伝本戦出場という結果に貢献する走りをして恩返しをしたいと思います。」

冨田悠晟(法学部2年/草津東)
「チームに貢献できるよう一生懸命頑張ります。」

中澤星音(経済学部2年/一関学院)
「去年予選会を突破できなかった悔しさをバネに今年1年きつい練習を耐え抜いてきました。今年こそは箱根駅伝に出場できるよう全力で走り抜きます。応援よろしくお願い致します。」

本間君耶(商学部2年/札幌山の手)
「箱根駅伝出場に向けて頑張ります。」

山口月暉(法学部2年/鳥取城北)
「箱根駅伝に出場するためにチーム一丸となって全力で頑張ります。応援よろしくお願い致します。」

シャドラック・キップケメイ(文理学部1年/ケニア・イリギタリティ)
「チームのために頑張ります。」

山口聡太(文理学部1年/佐野日大)
「箱根駅伝本戦に出場できるように、チームの為に1秒でも早くゴール出来るように頑張ります!」

関連記事

ニュース一覧へ