BWFワールドツアー、中国マスターズのシングルス決勝が11月26日に中国・深圳にて行われ、日本大学バドミントン部の奈良岡功大選手(スポーツ科学部4年/FWDグループ/浪岡高出)が男子シングルスで優勝。自身初の上位ツアー優勝を飾った。

 

 世界ランキング5位の奈良岡は1回戦をストレートで勝利すると、2回戦の相手は世界ランキング10位のアンダース・アントンセン(デンマーク)。過去世界ランキング1位の経験もあり、先日行われた熊本マスターズジャパンではストレート負けを喫してる強敵だ。1ゲームずつ奪い合う展開、フルセットとなった試合は奈良岡が持ち前の粘り強さで勝利(21-19、12-21、21-19)、1時間50分もの死闘を制した。
 これで勢いに乗った奈良岡は、準々決勝で世界ランキング8位のH.S.プラノイ(インド)を圧倒し勝利すると(21-9、21-14)、続く準決勝の常山幹太選手(トナミ運輸)との日本人対決も、ストレートで勝利し(21-15、21-19)、決勝進出を決める。

 決勝は西本拳太(ジェイテクト)、準決勝に続き日本人対決に。試合は奈良岡が第1ゲームを21-13で奪うと、続く第2ゲームも21-13で一度も主導権を渡さず勝利。今季初優勝、上位ツアー初優勝となった。

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