第19回全日本学生選抜卓球選手権大会が11月24日(金)から26日(日)まで、岡山県総社市きびじアリーナで行われ、日本大学卓球部の小林広夢(スポーツ科学部3年)が大学入学後、初の全国優勝を手にした。
 同大会での優勝は劉一行さん(商学部卒)以来二人目、男子では初となる。

 

 日本大学卓球部からは加山裕(スポーツ科学部4年)、小林広夢(スポーツ科学部3年)、伊藤礼博(経済学部2年)の3名が出場。予選リーグでは3選手とも5戦全勝で決勝トーナメント進出を決めた。
 最終日に行われた決勝トーナメントでは3人そろって2回戦に進出。続く2回戦では小林がインカレ個人ベスト4の専修大学・阿部悠人選手を相手に、1回戦に続くフルセットのゲームを制して勝利。加山は今年インカレ個人優勝の朝日大学・岡野俊介選手に1-4で敗れ敗退。伊藤は今年チームをインカレ団体優勝に導いた愛知工業大学主将の中村光人選手に2-4で敗れ、加山と伊藤はベスト8で大会を終えた。

 唯一勝ち残った小林は準決勝を4-0で危なげなく勝利し決勝に進出。決勝の相手は伊藤を2回戦で破った愛知工業大学・中村選手。試合は第1ゲームからデュースにもつれ込んだが、惜しくもこのセットを10-12で落としてしまう。それでも小林は続く第2ゲームを11-6、第3ゲームを11-6と連続奪取し逆転に成功。続く第4ゲームもデュースとなったが、今度は小林が13-11で取り、優勝に王手をかける。
 迎えた最終第5ゲームだったが、ここでも再びデュース、簡単には勝たせてくれない。子の試合3ゲーム目のデュースとなったが、最後は小林が粘って勝利(13-11)。最終的に4-1で優勝をつかみ取り、初の全国タイトルをつかみ取った。

 日本大学卓球部として、本大会での優勝は劉一行さん(商学部卒)以来二人目、男子では初となる。

選手のコメント

優勝した小林広夢(スポーツ科学部3年)
- 大会に向けどの様な準備をしてきましたか。
体を万全な状態にすることを一番に意識して準備をしました。卓球は1年間でオフシーズンが無く、立て続けに試合があるので怪我をしないように練習を追い込みすぎない事や練習後のストレッチに時間をかけるようにして準備をしました。

- 大学初のタイトル獲得となりました、今のお気持ちは。
大学初というのは素直に嬉しいです。今年の学生の大会はこの大会が最後になるので最後の最後に大学に良い結果を報告できたのでよかったです。

- 今後の目標をお願いいたします。
1月に1番大きな全日本があるので優勝を目指して頑張ります。今後とも応援のほどよろしくお願い致します。

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