留学・国際交流

留学生との交流で、自分自身も成長できた日本語講座ボランティア:石田和浩さん(商学部)

 私が日本語講座ボランティアに参加したきっかけは、大学のWeb掲示板で募集を見かけたことでした。もともと国際交流には興味がありましたが、英語に自信がなく、一歩踏み出せずにいた私にとって、「日本語で留学生をサポートする」という内容は、自分にもできるかもしれないと思えるものでした。

 実際に授業に参加してみると、想像以上に工夫が必要でした。日本語を学び始めたばかりの留学生に、普段の言葉が通じない場面も多く、「やさしい日本語」を使ってサポートする中で、言い換えやジェスチャー、表情などを駆使する力が自然と身につきました。相手の立場に立って考える姿勢や、わかりやすく伝える工夫を重ねることで、コミュニケーション能力も大きく成長しました。はじめは会話がぎこちなく、意思疎通がうまくいかないこともありましたが、回数を重ねるうちに少しずつお互いを理解できるようになり、笑顔でのやりとりが増えていきました。毎週、ボランティアの日が来るのが本当に楽しみでした。

留学生との交流の様子




 授業の中には、日本文化を体験するプログラムもありました。和菓子を食べたり、日本庭園を散策したり、茶道や歌舞伎を体験したりと、私自身も新しい経験と発見の連続でした。そうした時間を通じて、言葉を超えて心が通じ合う瞬間が何度もあり、文化を共有することの楽しさや意義を強く感じました。
 また、放課後には7号館で留学生とボランティアが一緒にボードゲームやおしゃべりを楽しむ時間もあり、授業外でも交流を深めることができました。他学部の学生とも繋がりができ、友人の輪が広がったのも、この活動ならではの魅力です。

留学生との交流の様子



この経験から学んだのは、「自分から話しかけることの大切さ」です。私は何事にも受け身であることが多かったのですが、「伝えたい」「もっと知りたい」という思いが原動力となり、少しずつ自分の殻を破ることができ積極性が身につきました。
 フェアウェルパーティーや修了式でのスピーチでは、留学生たちが日本語で思いを伝える姿に胸を打たれ、「私も頑張ろう」と何度も背中を押されました。彼らの成長を間近で感じることができたのは、かけがえのない経験です。

留学生との交流の様子



 帰国後もSNSなどで連絡を取り合い、再度来日した際に一緒に出かけるなど、国を越えた友情が今も続いています。この活動に参加して本当に良かったと、心から思います。

もし、少しでも興味がある方がいれば、ぜひ一歩踏み出してみてください!言葉だけでは伝えきれない多くの出会いと学びが、きっとあなたを待っています。