留学・国際交流

かけがえのない思い出:林蒼翔さん(法学部)

日本語講座に参加したきっかけ

私が日本語講座ボランティアを始めたきっかけは、新しい友達が欲しいと思ったからです。大学1年生のとき、サークルに所属しておらず、交友関係がなかなか深まりませんでした。そんな時、大学の掲示板に貼られていたボランティア活動のポスターに目が留まりました。日本語ボランティアの活動に参加を決意した理由は、英語ではなく日本語を使ってサポートする点に興味を持ったからです。また、留学生との異文化交流を通じて新しい友達を作りたいと思いました。

留学生と共に深める日本理解と交流

日本語講座では、日本大学の留学生の日本語教育をサポートします。クラスには様々な種類があります。例えば、留学生の関心のある分野について日本語で勉強するクラス、日本の文化を体験するクラス、独自の目標に向けて自律的に学ぶクラス、コミュニケーションにフォーカスしたクラスなど、さまざまな授業があります。
クラスの内容はそれぞれ異なりますが、「授業ではできる限り日本語を使うことを心掛けて、留学生と一緒に勉強する」というスタンスはどのクラスでも同じです。
例えば、日本文化を学ぶクラスでは、茶室での抹茶の頂き方について学びました。実際に茶道サークルに伺わせてもらい、留学生と一緒に礼儀や作法を学び理解を深めました。
こうしたクラスを通じて、日本語講座は留学生だけでなく、私たちボランティアも「日本」について理解を深める場となっています。留学生と一緒に考えながら学ぶことで、仲を深めることもでき、非常に有意義な時間を過ごしています。

「親友」とのかけがえのない時間

プライベートでの留学生と過ごす時間は、授業で過ごす時間とは違う楽しさがあります。
私は授業以外でも留学生とゲームをしたり、旅行に行ったり、多くの時間を過ごしています。特に印象深いエピソードとして、2泊3日の箱根旅行が挙げられます。留学生とボランティアが協力して家を借りたり、観光地を巡ったりしました。朝ごはんはスーパーで買ったシリアルやパンを調理し、リビングで一緒に食べました。
もちろん、ハプニングもありました。例えば、家のブレーカーが落ちてお風呂のお湯が出なかったことや、渋滞で1時間車内に閉じ込められて計画が崩れたことなどもありましたが、1つ1つがドラマのような、忘れられない素敵な思い出になりました。
私は、留学生と過ごす時間を大切にしています。なぜなら、留学生の多くは3か月で帰国することが多く、その出会いはとても短く貴重だからです。そのため、授業以外でも積極的に交流しています。
また、留学生が母国に帰った後も電話をしたり、再び来日した際には自宅に招待したりと、学期が終わった後も「親友」として会っています。
私には、ボランティア活動で出会ったスウェーデン出身の親友がいます。彼が母国に帰国する前日には、一緒にドン・キホーテに行って日本のお菓子をおみやげとしてたくさん買ったり、夜遅くまでビッグマックを食べて終電に乗って帰宅したりしました。翌朝は、早朝の電車に乗って一緒に空港まで向かいました。別れる際は、寂しくなり涙を流しながら別れを惜しみました。(彼が3か月後に再度来日することを知っているのにね!笑)
彼が帰国した後も、定期的に連絡を取り合っており、毎週2時間以上電話していました。また、東京に遊びに来た際には自宅に招待しました。彼と夜遅くまでいろいろな話をして、修学旅行のような気分を味わえた時間はとても幸せでした。
このように、留学生とは授業以外や学期が終わった後も親友としての付き合いが続いています。みなさんも活動に参加することで、新たな親友をつくるきっかけになるかもしれませんね。

朝ごはんはスーパーで買ったシリアルやパンを調理し、リビングで一緒に食べました

東京に遊びに来た際には自宅に招待しました

食文化の違いから学ぶ多角的な視点

留学生をサポートするボランティア活動を通じて、多角的な視点を持つことの大切さを学ぶことができました。留学生はそれぞれ異なる文化や価値観を持っています。例えば、ヴィーガンやペスカタリアンなど、動物性食品を避ける食習慣を持つ留学生が多いことです。私はボランティアを始める前はヴィーガンやペスカタリアンについての知識が不足していました。
実際、日本は寿司、ラーメン、焼き鳥など和食のあらゆる場面で動物性食品が使われています。そのため、留学生と食事に行く際には慎重にお店選びをするようになりました。
ある日、ペスカタリアンの留学生と居酒屋に行く機会がありました。ペスカタリアンはお肉を摂取しません。そのため、事前にメニューを確認して一緒に楽しめるように準備をしました。その結果、安心して料理を楽しむことができ、お互いの文化を尊重して行動することが大切であると感じました。
ボランティアを通じて、私が「当たり前」だと思っていたことが、留学生にとってはそうでないことが多々あることを学びました。この経験を通して、多様な文化や価値観を理解し受け入れることの重要性を再認識することができました。

食文化の違いから学ぶ多角的な視点

ボランティアに参加しませんか?

ボランティア活動に参加することで、異文化交流ができ、自身の価値観を広げるきっかけになりました。活動に参加する前は、海外の方々と親しくなる機会はほとんどありませんでした。
しかし、ボランティアを通じて様々な国の留学生と関わりを持つことができ、彼らと時間を過ごすたびに友情を深めることができました。例えば、留学生と旅行に出かけたり、彼らの母国のゲームをしたりしました。これにより、異なる文化や価値観に対する理解が深まりました。
みなさんも大学生活をより楽しむために、ぜひボランティア活動に参加してみてはいかがでしょうか?