留学・国際交流
新しい世界の扉を開こう:中村天音さん(法学部)
【ボランティアを始めたきっかけ】
日本大学日本語講座のボランティアの存在は、大学3年生になる直前に知りました。小さい頃から海外に憧れがあり、大学2年生の夏にアイルランド留学を経験。その際、現地のボランティア学生による支援制度はありませんでした。しかし、クラスメイト、コンビニやお洋服屋の店員さんなど様々な場面でサポートしてくれる人々と出会い、心が温かくなりました。その経験から日本に帰国したらわたしも留学生をサポートしたいと思うようになり、日本語講座のボランティアへの参加を決めました。
【日本語講座のボランティアって最高】
日本語講座のボランティアでは、授業への参加やボランティア活動で日本文化に関する学習、歌舞伎鑑賞など学外活動、留学生と共に貴重な体験をすることができます。留学生と過ごすことで留学生の母国の文化はもちろん、同時に日本ならではの魅力に気付かされることが多いです。わたしはボランティアを始めてから日本のことがもっと大好きになりました。
そして留学生と過ごしている時間で一番好きな時間は何気ない会話をしている時です。最近のトピックや悩みなどを話している時間は本当に充実しています。わたしは英語は大好きですが、まだスムーズに喋ることができません。留学生はまだ日本語を始めたばかりの学生が多いです。そんな私たちが自分たちの思いを伝え合うことは大変です。ですが、大変よりも楽しくて幸せの方が勝ちます。伝えたいという思いがあれば伝え合えるんだということを日々感じています。一言で言うと、ボランティアは自分の背中を押してくれる「最高の環境」ですね。


【ボランティアをしていて嬉しい瞬間】
ボランティアをしていて嬉しい瞬間はたくさんありますが、その中でも「わぁ!」となった嬉しい瞬間を紹介します。
まず長期滞在している留学生のお話です。初めてお話をした時、その留学生は日本語を話せませんでした。しかし、日本語に対する学びの意欲が強く、熱心に漢字を勉強したり、分からないことはすぐに質問したりと、努力している姿に感心していました。現在その留学生はListeningもSpeakingも上達して、会話をするたびに感動しています。
次にわたしは英語を話せるようになりたいので、Language Exchange制度や普段の留学生の会話から英語を学ぼうと思っていました。そんな時、留学生のみんなはわたしの思いを理解し、英語をただ教えるのではなく英語の文化も熱心に教えてくれます。そんなみんなの姿をみると、英語を頑張ろうとより強く思うようになりました。
最後に留学生のみんなとはプライベートでもよく遊びに行きます。日帰り旅や東京観光、花火、テーマパークなど日本をみんなと満喫する時間はどんな言葉にも変えられないですね。何より帰国後も連絡を取り合えるのは楽しいです。


【ありがとう出会い】
ボランティア活動では、ボランティア同士の出会いもたくさんあります。他学部の学生や先輩・後輩、学年学部の壁を越える出会いがあるところが魅力です。そのため、多種多様な価値観を知る機会が増えます。そんな中で、自分の未来への選択に自信をなくすこともありました。いろんな景色が見える場所で、どれだけ自分を持って夢に向かって進むか、これは重要ですね。ボランティア活動での出会いはわたしを強くしてくれましたね。またボランティアのみんなは日本語講座のボランティアが大好きです。同じ想いの人たちと日本語講座のボランティアを支えていられるのは嬉しいです。
そしてやはり留学生との出会いは、世界は遠いという感覚を崩してくれました。中学・高校と英語のテストはいつも赤点(笑)。当時はバレーボール部に所属しておりましたが、赤点を取ると顧問の先生に怒られ、部活に参加できません。わたしは毎回怒られていた気がします。その原因は、英語。本当に英語は大好きだけど、テストは全く持って良くなかったので、「将来は海外に行きたい」って思いながらも、どこか遥か遠い夢でした。ですが留学生と出会って自分の思いを伝えたい、もっと話したいと思ってからは、自然な英語を学ぶためにとにかく動画をみたり、恥ずかしさを捨てて間違った英語をとにかく喋って、その繰り返しをしていたら自然と想いを伝えられるようになりコミュニケーションの力もつきました。わたしにとって英語は「お勉強」ではなく、苦しいけどやめられない武器になりましたね。自分から世界を遠ざけていただけで、近づこうとすれば夢は目標に変えられると実感しました。ボランティア活動を通しての出会いに乾杯です。



【ボランティアに挑戦したいと思っている人へ】
ボランティアに挑戦したいと少しでも思っている人は、大学の何年生からでも、また大学院生でも、いつでも挑戦して欲しいです。「まだ入学したばかりだから」、「もう遅いのでは」などいろんな考えはあるかも知れません。しかし日本語講座のボランティアに参加してみればきっとやめられなくなります(笑)。ぜひ、挑戦してください!