女子生徒が女性の先輩に話を聞き、進路選択の参考にする「スマイルガールズプロジェクト」が令和6年12月11日に日本大学高校、同21日に日本大学豊山女子高校で行われ、大学での学びや将来の仕事について真摯で活発なやり取りが繰り広げられました。
同プロジェクトは林真理子理事長と渡辺美代子常務理事の「本学出身の女性がいきいきと楽しく活動している姿を広く知ってもらいたい」との思いから令和6年8月にスタート。これまで山形高校、文理学部、生物資源科学部、三軒茶屋キャンパスで開催されました。

テーマ別討論の様子(日本大学高校)

初の社会人メンターが参加(豊山女子高校)
第6回となった豊山女子高校では45人の高校生と併設の中学生6人が参加。初めて社会人の先輩をメンター(助言者)としてお招きしました。
冒頭、黛俊行校長が「将来に向けた、たくさんのヒントをもらってほしい」とあいさつ。
この後、基調講演に立った渡辺常務理事は、カナダで生活した際、女性が自由に楽しそうに暮らしている姿を見て自身の世界が広がった経験を踏まえ、「進路を考えるときには①やりたいこと、楽しいこと②得意なこと③人や社会のためになること――の順番で考えてみるのも大事」と語りました。
起業家、研究者、世界を舞台に活躍する女性など11人のメンターごとに分かれた40分のグループディスカッションでは、仕事の内容や選んだ経緯、女性を意識する時など、先輩の体験談に耳を傾け、「引き込まれてメモを取るのも忘れてしまいました」という生徒も。

グループ発表の様子(豊山女子高校)
終了後、各グループの生徒代表による発表が行われ、「女性の活躍の場が広がっていると実感。自分にもできると未来への安心感が生まれた」(高1)、「世界で活躍できる女性になるため今頑張りたい」(高3)、「建築士になりたい。女性差別を心配していたが安心した」(高1)、「自分のやりたいことを突き詰めていきたい」(高2)など、それぞれの気づきについて力強く語られました。
メンターからも「生徒の傾聴力の強さに驚いた」、「気づきは経験から。たくさんの経験をしてほしい」などの講評がありました。
一方、日本大学高校でのプロジェクトでは、理系進学への不安を払しょくする狙いから、理工学部、生産工学部、生物資源科学部から女子学生メンター7人を招き、30人の生徒が出席して開催されました。
メンターらは「理系の勉強は大変と思われがちだが大変は悪くない。楽しいし役にたつ」(理工)、「施設が充実しているのは誇り。フィールドワークで外に出て交流するのは良い経験になる」(生物資源科)などと実際の体験を説得力をもって紹介しました。

グループ発表の様子(日本大学高校)
生徒らは「女子学生と接触する機会が普段少ないのでとても新鮮」「悩みが解決した」との声のほか、終了後には渡辺常務理事に駆け寄り「すごく楽しかったのでまたやってください」と直訴する生徒も。
プロジェクト運営に携わる友近英展・本部総合企画室長は「面白かったが広がって参加する生徒が増えてくれれば」とする一方、渡辺常務理事は「学部、付属校の主体性に期待している。それぞれの希望に合わせたプロジェクトの手助けをしていきたい」と述べ、次年度の開催に意欲を示しました。

ディスカッションには渡辺常務理事も参加(日本大学高校)
