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豪・ニューカッスルキャンパス便り~生物資源科学部・炭山大輔准教授の海外派遣研究員制度による滞在~

2025年9月3日から11月29日まで、生物資源科学部環境学科の炭山大輔准教授が、本学の令和7年度海外派遣研究員制度によりニューカッスルキャンパスを滞在先とし、ニューカッスル大学工学・科学及び環境学部のBrett Neilan教授と共同研究を行いました。

Neilan教授は、分子微生物学、遺伝子・ゲノム工学及び微生物化学の分野で世界的に著名な研究者であり、炭山准教授は同教授の所属する環境・ライフサイエンス学科の招へい研究員として「飼育下および保護動物における薬剤耐性菌保有状況の日豪間比較」に関する研究を行ったほか、同大学での研究発表、大学院生等の研究指導・交流もされました。


ニューカッスル大学Neilan教授と保護区訪問


保護区での調査


ニューカッスル大学での研究発表


ポスドク及び学生への研究指導風景


炭山准教授は帰国後、今回の研究滞在を通して「ニューカッスル大学は非常に自由な校風を持ち、学生はのびのびと学生生活を送っている一方で、メリハリのある学生が多く、やると決めたときの集中力や課題に取り組む真摯な姿勢には大いに驚かされました。また、インターナショナルな大学であるため留学生も多く、人種や言語の壁を感じることが少ない、誰でも受け入れる雰囲気に心地よさを覚えました。さらに、ニューカッスルという街は大都会ではないこともあり、人々が気さくに声をかけてくれる場面が多くありました。滞在期間はわずか三か月でしたが、この地で生まれ育ったかのような親近感を抱きました」と振り返っています。


研究指導した学生たちと


ニューカッスル市内で


また、今回の共同研究がきっかけとなり、令和8年度には本学海外客員教授としてNeilan教授が招へいされる運びとなり、生物資源科学部での研究のほか、学部学生及び大学院生向けに講義等をすることとなりました。
炭山准教授は、こうした日豪研究者による往来を自身の研究分野を例に、世界規模で深刻化する薬剤耐性菌による環境汚染等の問題は、生活習慣や環境保全に対する考え方が異なる国々の研究者間で情報を共有することで、その発生や蔓延を防止する大きな手助けとなる。また本学の学生、特に大学院の学生にとっては、海外の学生や研究者との交流を通じて、自身の研究に対するより深い知見を得る貴重かつ有益な機会になるとの抱負がありました。

ニューカッスルキャンパスは、宿泊棟に教職員居室があるため、本学教職員の長期滞在も可能です。同居室の一部は夫婦/家族滞在用に設計しています。海外の大学で研究する際、滞在先の確保は言うまでもなく、現地の生活に速やかに移行することは重要です。今後も本学教職員の高い研究成果に繋がるよう、より良いキャンパス住環境を目指して参ります。


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