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平成24年度電子情報通信学会の表彰式が2013年3月20日に岐阜大学で行われ、電気工学専攻博士前期課程の竹内嵩さんが「学術奨励賞」と「エレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞」をダブル受賞しました。


学術奨励賞


エレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞

対象論文は次の2件です。

論文名:Coupled Analysis of Maxwell - Schrödinger Equations by the FDTD Method
- A Study of Electron Countable States In the Case of Harmonic Oscillator Model -
(日本語):FDTD 法によるMaxwell - Schrödinger 方程式混合数値解析
―調和振動子モデルに対する電子状態の検討―
論文名:A Study of Current Distribution in a Metal Plate
by Coupled Analysis of Maxwell-Schrödinger equations
(日本語):Maxwell-Schrödinger 方程式混合数値解析による金属プレート内における電流分布の検討

研究内容は、半量子論的な手法であるMaxwell-Schrödinger方程式混合数値解析法を用いた、物理現象のシミュレーションです。上記の報告では,調和振動子に拘束された電子の電磁場中における状態を明らかにしました。また、金属プレート内における電流分布と電子のエネルギー分布の関係について検討を行い、両者のパターンが常に等しくなることを明らかにしました。これらの研究成果が評価され、今回の受賞に至りました。
「学術奨励賞」は新進の33歳未満科学者または技術者に贈呈される賞であり、「エレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞」は、エレクトロニクス分野に関する優秀な発表を行った学生員に対して与えられる賞です。
本研究は日本大学N. 研究プロジェクトの支援を受けて実施されています。

参考サイト:電子情報通信学会

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