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日本大学のスポーツについて

日大から世界へ -夢を信じる選手を募っています-

日本大学のスポーツの歴史は、日本のスポーツ競技の歴史と言っても過言ではありません。
本学が輩出してきたオリンピック選手は、これまでに延べ490人を超え、金メダル24個、銀メダル32個、銅メダル41個、入賞者104名を数えます。

本学ではオリンピック・世界選手権など、世界のトップレベルの大会で活躍できる選手の強化として、トップアスリート推薦入試、トップアスリート奨学金制度、付属高校から継続的に選手育成をする高大一貫7年プロジェクトなど、有能なアスリートの発掘に力を注いでいます。
また、育成と強化において、練習面では34競技部すべてに専用のグラウンドやトレーニングルームなどを備え、学生寮も設置。
総合大学の特色を生かし、スポーツ科学部での科学的トレーニングの実践、日本大学病院や歯学部と連携し競技特性にあった身体作りや負傷した選手のリハビリなどのサポートを手掛けています。

主将・総務の学生スリートを対象とした「キャプテン総務研修会」を年3回にわたり実施、競技力だけではなく、人間力の向上を目指しています。
また、指導者に対しても「監督・コーチ研修会」を実施、学生指導のあり方や指導方法について学びの機会を設けています。

現在、約2,400人の学生が日本大学競技部の各競技部に所属し、トップアスリートへの育成システムを利用して日々努力を続けています。

日本大学競技スポーツ宣言

本学は、スポーツ倫理の周知徹底のため、日本大学教育憲章に基づいた、スポーツを通じた人材育成の基本理念として、「日本大学競技スポーツ宣言」を平成30年10月9日に制定いたしました。

 

日本大学競技スポーツ宣言
 

日本大学 

 

日本大学は1889年(明治22年)の創立以来、日本そして世界に貢献する「ひと」を育てるべく、「智育・徳育・体育」を軸に、中でも「体育」を通じて健全な精神と人格を育むことの大切さを見出し、真摯に、取り組んできました。
 
そうした中で制定された「日本大学教育憲章」には、私たち日本大学が国内最大規模の総合大学として育む人間像に必須な要素として、①「日本の特質を理解し伝える力」、②「多様な価値を受容し、自己の立場・役割を認識する力」、③「社会に貢献する姿勢」の3つの能力・姿勢を掲げています。これを「日本大学マインド」とし、本学が100年以上情熱を傾けてきたスポーツ活動を通じた「人間形成」においても、ゆるぎない基盤となっています。
 
自ら考え、相手を思い、集団の中で協働する力を互いに高め合いながら、自分を磨きひたむきに努力し続けること。私たちには、スポーツを通じて、そうした心身ともに健全で人間性豊かな人材を育てていくという使命があるのです。この思いを誓いとし、「日本大学競技スポーツ宣言」を制定いたしました。
 
 
1 スポーツ活動により、心身ともに豊かな「人間の育成」を行います
日本大学は、「日本大学マインド」の能力・姿勢を備えた人間の育成を、スポーツ活動の神髄とし、教育の一環として実践していきます。
 
2 学生、指導者、教職員が、正しく、強く、朗らかにスポーツと向き合います
「スポーツマンシップ」「フェアプレーの精神」を養い、実行して、競技者としての役割、指導者としての役割を常に自覚して行動していきます。
 
3 自分の行動に最善を尽くし、競技者としての模範となります
「自主創造」の教育理念に掲げた、「自ら学び、自ら考え、自ら道をひらく」精神のもと、自分を磨くとともに、常に相手を尊重し、スポーツ精神とスポーツの使命をどんな時も心に刻み行動していきます。
 
4 スポーツ教育・研究を探求し、日本のスポーツの発展と向上に努めます
スポーツの分野において、教育及び研究を常に高い水準で探求し続け、積極的に学生スポーツの振興を行うとともに、日本のスポーツの発展と向上に努めていきます。
 
5 国際交流を通じて、「グローバル人材育成」に努めます
現代社会におけるスポーツは、世界規模で、人々の生き方や暮らし方に大きな影響を与えています。
「スポーツの影響力」と、スポーツに従事する者の「国際人としての使命」を深く理解し、人類社会が直面するグローバルな課題の解決に貢献するよう努め、世界をリードしていけるグローバル人材の育成に努めていきます。
 
6 地域社会に貢献する、「真のスポーツ人」であり続けます
スポーツ活動を通じて、地域の人々との繋がりを深め、健全な社会活動を展開し、地域社会に貢献していきます。
 
7 学生と一体となって、日本大学はスポーツの未来を育みます
競技指導者を含めた教職員が、学生のスポーツ活動を広く深く理解し、学生と向き合い、一体となって、積極的にスポーツの振興を図っていきます。