アスリートインタビュー

Vol.002 柔道  原沢久喜Vol.002 柔道  原沢久喜

先手を取って、粘り強く戦う柔道が持ち味の選手である。今年から主将として伝統の柔道部を率いる。1年生のときは目立った成績を残せず、落ち込んだ時期もあったという。しかし、2年生のときのインカレ団体戦では「負ける気がしなかった」と言うほど、一気に成長。同年の全日本学生体重別選手権で初のタイトルを獲得する。

「実戦をこなすことで、相手との間合いとかコツをつかみ自信が出てきた。他大学のチームで試合に出られないよりも、試合に出られたことが成長につながった」
原沢 久喜さん

他大学と比べて豊富な練習量に魅力を感じ、「ここなら強くなれる」と入部。金野潤コーチの的確な手ほどきと共に、学生の主体性を重んじる指導方針は自ら考え練習に取り組む姿勢を育んだ。さらに「現役選手を辞めたあとのことも考えて行動しなさい」との指導は、柔道以外にも視野を広げ社会人として必要な人間力を磨くきっかけになったと話す。

団体戦でチームを引っ張るとともに、個人目標は2年後のリオデジャネイロ五輪出場である。それだけにパワー面の強化のほか、組み手や技のさらなる上達を意識して練習に取り組む。190cmを超える長身と、筋肉質の体から繰り出される大技に期待したい。

Profile

原沢 久喜(はらさわ・ひさよし) 平成4年7月生まれ。県立早鞆高等学校(山口県)卒。
階級は100kg超級。小学校1年から柔道を始め、高校3年のインターハイは3位。昨年、全日本選手権では準優勝、グランドスラム・東京で3位の成績を残す。得意技は内股、大外刈。