アスリートインタビュー

Vol.006 柔道 原沢 久喜Vol.006 柔道 原沢 久喜

高校入学当時の自分は、66kg級の選手だったんです。それが高校3年間で身長が190cmに伸びて、体重は107kgに。でも100kg超級としては細いほうで、目立った成績をあげることはできませんでした。そんな自分に「君はまだまだ伸びる。その可能性にかけたい」と声をかけてくれたのが日大でした。

日大はスポーツが盛んなイメージがありましたし、実際に柔道部の練習を見学したところ、先輩、後輩関係なくのびのびとやっている雰囲気にも好感が持てました。あとはエリートだけの集団ではないというのも、自分には合うかなと思ったんです。

原沢 久喜さん

日大は寮と練習場が一緒なので、いつでも練習できるという環境にあり、まさに柔道漬けの毎日を送ることができました。この練習量の多さが自分を成長させてくれたと思います。また、日大は技術やメンタルの指導だけでなく、栄養士とかストレッチの専門家を呼んでケアしてくれるなど、闘える体を作ることも計画的にしっかりやってくれるので、大学卒業時には122kgまで大きくなることができました。体が出来上がってくると練習の成果も出て、2年生の頃から勝てるようになり、安定してきた感じがあります。まさに自分の“心技体”は日大で育てられたと思っています。

そのおかげもあって、この春の全日本選手権で優勝することができました。過去の実績の差から世界選手権の代表には選ばれませんでしたが、着実に成績を残していけば来年のリオデジャネイロ・オリンピックも見えてきます。まずはそこを目標に、その先の東京オリンピックも見据えながらやっていきたいと思います。もちろん狙うは金メダルです。

Profile

原沢久喜(はらさわ・ひさよし)1992年生まれ。日本中央競馬会 所属。2015年3月、日本大学法学部政治経済学科卒業。階級は100kg超級。身長191cm、体重123kg。日大では主将を務め、今春よりJRAへ。今年の全日本選手権100kg超級で優勝。一躍オリンピック代表有力候補の一人となり、注目を集めている。