3月8日、フェンシングのグランプリ・ブダペスト大会がハンガリーで開催され、本学フェンシング部OBの山田優選手(自衛隊、H29文理学部卒)が男子エペ個人で初優勝しました。グランプリ大会では1月に行われたグランプリ・ドーハ大会に続く2度目の表彰台で、世界ランキングは自己最高の2位となりました。

昨年の全日本選手権 男子エペ決勝で見延選手(右)からポイントを奪う山田選手(共同通信社)

昨年の全日本選手権 男子エペ決勝で見延選手(右)からポイントを奪う山田選手(共同通信社)

昨年6月に行われたアジア選手権大会で初優勝を飾ると、11月に行われた全日本選手権大会では、当時世界ランキング1位の見延和靖選手(NEXUS)を破り2年ぶりの日本一。
今年1月に行われたグランプリ・ドーハ大会では初の表彰台に上がるなど勢いに乗る山田選手。

勢いそのままに、ベスト16でカザフスタンの選手を15対9で破ると、準決勝でウクライナの選手を延長戦の末、12対11の接戦で制しました。決勝では2018年世界選手権覇者のヤニック・ボレル選手(フランス)との対戦を15対11で勝利し、グランプリ大会初優勝を飾りました。

大会終了後、山田選手の世界ランキングは7位から2位に躍進。FIE(国際フェンシング連盟)公式個人ランキングの日本人上位2名に与えられる、東京オリンピックの代表権争いで、山田選手の五輪代表権獲得は確実なものとなりました。

世界での活躍を続ける山田選手へ、暖かいご声援よろしくお願いします。

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