今年8月から11月にかけて開催された関東大学ラグビーリーグ戦で、本学ラグビー部は2位となり、6大会ぶり18回目の全国大学ラグビーフットボール選手権大会に出場した。12月15日(日)の初戦、京都産業大学に勝利し、12月21日(土)の準々決勝では早稲田大学に敗れたものの、20年ぶりとなるベスト8の好成績を残した。


埼玉・熊谷ラグビー場で行われた初陣は、7大会連続出場の京都産業大学との対決。京産大で長年にわたり指揮を執った、大西健監督のラストイヤーということもあり、一段と気合が入る相手に対し、本学の強力フォワード陣は真っ向勝負。最後まで気が抜けない一進一退の攻防を繰り広げながらも、4トライ2ゴールを奪い、見事24-19で接戦を制した。坂本駿介主将(スポーツ科学部4年)は「自信があったスクラムではうまくいかない部分もありましたが、ブレイクダウンやモールで取ることもできましたし、バックスのキックをうまく使うこともできました」と試合を振り返った。
 

準々決勝の舞台、東大阪市花園ラグビー場。その聖地で相対したのは大会最多出場53回、最多優勝15回を誇る、強豪・早稲田大学。SH・齋藤選手、SO・岸岡選手をはじめとした、バックスには特に要注意だ。試合が始まると、やはり早稲田大の強力バックス陣による速い展開の攻撃に苦戦。初戦同様、強みとするスクラムやモールから良い流れを生み出しトライを奪うなど、見せ場もつくったが、最終的に14-57と大差をつけられる悔しい結果に終わった。

しかし、堂々たるベスト8入りを果たした本学ラグビー部。その成長は、来シーズンに向け、さらなる飛躍を予感させるものとなった。


皆様のご声援、誠にありがとうございました。

今後とも更なる飛躍を目指す本学ラグビー部へのご声援をよろしくお願いします。

<早稲田大学戦後のコメント>

【坂本駿介主将】
相手のスクラムやスピードの速いバックスに対応できず、自分たちの強みであるフォワードの力も出しきれませんでした。フォワードであまり優位に立てなかったことが敗因だと思います。しっかり早稲田戦に向けて良い準備をしてきて、やってきたことは間違っていなかったという気持ちもありますが、でも負けてしまった。まだ甘いところがあったと思うので、ここからまた次の代がその甘さを自覚して、もっと徹底できれば、来年はもっと良い結果を出してくれると思うので期待したいです。支えていただいた皆様、今年1年本当にありがとうございました。
 

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