東都大学野球春季リーグ戦開幕を直前に控える日本大学野球部。4月8日の開幕戦に向け、ひたむきに取り組んできた今年のチームを紹介していく。

悔しさがチームを一つにした

昨年の東都大学野球春季リーグ戦、2位でシーズンを終えた日本大学野球部。
昨秋あと1勝のところで青山学院大学に優勝の座を譲ってしまった「悔しさ」を原動力に、橘田陸斗(経済・4年)を主将に始動した新チームは、部員143名全員が野球のみならず私生活においても、「あの時に掴めなかった『1勝』を掴むために何ができるのか?」という意識を持って活動に取り組んできた。

今年のチームの特徴は良い意味で学年の垣根が低く、グラウンド内外で学年を交えてコミュニケーションをとっている姿が目立つ。このようにお互いの考えや技術に関して積極的に意見交換を行っていることにより信頼関係が生まれており、チームに一体感が醸成されている。

また、この春は2月に鹿児島日置市にてキャンプを実施し「団結力」の向上を図った。普段と異なる環境で選手たちにとって実りの多いキャンプとなった。3月には多くのオープン戦を行い、実戦経験を積んできた。選手たちもこの期間を通して、春のリーグ戦で結果を残すために、試合で出た課題に対して向き合い必死に日々の練習に取り組み、技術を磨いてきた。

今季も目指すは「優勝」のみ

今季の目標も勿論「優勝」。
目標達成の鍵を握るのは実績十分な投手陣である。昨年春秋で8勝を挙げ、秋季リーグでは敢闘賞の活躍をした市川祐(法・3年)。通算4勝、防御率1.92と抜群の安定感を誇る坂尾浩汰(危機管理・4年)。通算登板回100回以上と経験十分の山内翔太(スポーツ科・4年)らが中心として、日大伝統の「守り勝つ野球」を体現する。

対する野手陣は好投手揃いの東都リーグで戦うにあたって、「少ないチャンスを確実にモノにする攻撃」を掲げる。昨年1年生ながら春からリーグ戦で活躍した菊地弘樹(法・2年)や昨秋ベストナインを獲得した谷端将伍(経済・3年)、高い経験値を持つ角田勇斗(スポーツ科・4年)さらに主将としてチームを引っ張る橘田など勝負強い打者が巡ってきたチャンスで力を発揮する。

他にも個性豊かな143名の部員全員が戦力として全員が自らの役割を全うして、熾烈な東都リーグ優勝を掴み取るために力を結集させて戦う。

日頃よりご支援と応援を頂く家族、ファン、大学関係者の皆様の声を力に変え、目標達成に向け取り組んで参ります。

初戦は4月8日(月)の第二試合(12時30分予定)、亜細亜大学との対戦となります。今季も日本大学野球へのご声援をよろしくお願いいたします。

選手のコメント

主将・橘田陸斗(経済・4年)
「日頃より多大なるご声援、ありがとうございます。昨年度優勝を逃した悔しさを胸に、今季のリーグ戦では悲願の優勝に向けて、必死に戦います。今季も温かいご声援の程、よろしくお願いいたします。」


主務・上原遼太郎(法・4年)
「日頃より野球部へのご支援、ご声援を賜り誠にありがとうございます。昨年あと一歩で逃した優勝を目指して、練習に取り組んでまいりました。今季は部員143名全員で『団結』して戦ってまいります。今後とも変わらぬご声援の程、よろしくお願いいたします。」

東都大学野球春季リーグ戦日程

令和6年度東都大学野球連盟 春季リーグ戦
会場 明治神宮野球場

・第1週
 4月8日(月)対 亜細亜大学 12時30分開始
 4月9日(火)   〃     11時30分開始
・第2週
 4月16日(火)対 駒澤大学  9時00分開始
 4月17日(水)       〃    
・第3週
 4月29日(月)対 中央大学  9時00分開始
 4月30日(火)       〃    
・第4週
 5月6日(月)対 國學院大學  14時00分開始
 5月7日(火)      〃    
・第5週
 5月14日(火)対 青山学院大学 14時00分開始
 5月15日(水)       〃    

※雨天や他連盟の都合で試合が中止・順延の可能性がございますので、球場にお越しの際は(一社)東都大学野球連盟ウェブサイトをご確認ください。
※試合の模様はSPORTS BULL内「プレユニ.TV」にてLIVE配信も行っております。




文:日本大学野球部 上原遼太郎(法・4年) 写真:日本大学野球部広報班

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