関東大学バレーボール春季リーグ第6・7節が4月27、28日にキッコーマンアリーナにて行われた。日本大学バレーボール部男子は、27日の明治大学戦でストレート負けを喫したが(23-25,20-25,20-25)、翌28日の慶應義塾大学戦はストレート勝ちをおさめ(25-20,25-21,25-20)、連敗を4で止めた。
現在2勝5敗の9位につけている。
連敗を4で止めた日本大学バレーボール部男子 【日本大学バレーボール部】
スピード感のある攻撃に翻弄される展開となった明治大学戦
明治大学戦では、息の合ったコンビネーションから繰り出されるスピード感あるブロード攻撃に翻弄される展開となった。
ブロード攻撃とは、走りながら片足でジャンプして打ち、相手にブロックマークされにくくする攻撃方法のことで、明治大はこの武器を活かし今シーズン5勝0敗と好成績を残している。
日本大は、ボールをよく見て反応することで対応しようとしたが、そのブロード攻撃に悩まされ、流れを掴む間もなく0-3でストレート負けを喫した。これで、4連敗という苦しい状況となった。
ついに連敗ストップ、残り4戦で巻き返しへ
翌日に行われた慶應義塾大戦では、前日と打って変わって第1セットから流れを掴んだ日本大、勢いそのままに第2セットを連取。
2-0で迎えた第3セット、24-20の場面で、レギュラー出場している佐藤空季(文理学部3年・東北高)から藤嶋柊太(商学部1年・日本学園)へとバトンタッチ。
セッター国京大海(商学部3年・福井工大付属福井)がトスを上げると、藤嶋は待っていましたと言わんばかりのスパイクで勝利の1点を決めた。
藤嶋柊太(商学部1年・日本学園) 【日本大学バレーボール部】
この一勝により連敗は4でストップ。
2勝5敗と苦しい状況であることに変わりないが、残り4戦、全勝を目指してよりチーム一丸となって練習取り組んでいる。
巻き返しを誓い、最後まで戦い抜きますので、ぜひ会場に足を運んでいただき、ご声援をお願いします。
次戦は、5月11日(土)に法政大学戦が日体大健志台キャンパスにて行われる。
選手のコメント
藤嶋柊太 (商学部3年・日本学園)
慶應大学戦の最後に出させていただいて、最後の1点を決めきるという経験は自分の中でとてもよい心持ちになりました。ブロックをしにいって下がる時、点差的に(国京)大海さんは自分に上げてくれると信じて入れたことが自分では良かった点だったと思います。
これから練習を重ねて実力をつけ、レギュラーとして試合に出た時に大事な場面でのスパイクを決めきるようになるための自信づけになりました。