先発した竹川葉流(スポーツ科3・江戸川) 【日本大学準硬式野球部】
日本大学準硬式野球部PR担当から4月16日(水)に行われた東都大学準硬式野球春季リーグ戦、帝京大学戦の試合結果をお届けいたします。
VS 帝京大学 第二戦
先日の第一戦で苦杯を喫した本学は「普段通りの野球ができれば何も恐れることはないから落ち着いてプレーしよう」二戦目に向けて主将の小川を中心に準備をし勝ち点を落とすまいとリベンジに燃える。
試合前の様子 【日本大学準硬式野球部】
本学の先発は竹川(スポーツ科3・江戸川)。初回、先頭打者に安打を浴びると適時打と味方の失策で早くも2点を先制される。「大丈夫、落ち着こう」。全員で深呼吸をし気持ちを落ち着かせる。盗塁を許した後、続く打者にもセンター前へ運ばれるが中堅手の問井の好返球でランナーを返さない。
竹川は2回にも二塁に走者を置かれピンチを招くが、142km/hの渾身のストレートで三振に打ち取り3アウト追加点を与えない。
3回には先頭打者に二塁打を打たれその後連続四球で二死満塁のピンチを迎えるが、ここも最後は143km/hのストレートで押し込んだ。ピンチになっても落ち着いて全力で腕を振る。相手チームに寄っていた流れを断ち切った。
「勝ち点が掛かった大事な試合だったのでとにかくチームに流れを引き寄せたいという気持ちで投げた。良かった点もあったが決め球が決まらず打たれてしまい、失点に繋がってしまったので次の登板機会までに修正したい」と悔しさを語った。
気迫のこもった投球をみせた竹川 【日本大学準硬式野球部】
4回からは今季初登板の髙坂(文理2・日大三)がマウンドに上がる。「いつでも投げる準備はできている。今季初めてマウンドに上がるので緊張はしているが自分らしいピッチングをしたい」と意気込んでいた髙坂は、先頭打者を空振り三振に打ち取ると続く打者も遊ゴロ、三ゴロと打たせて取る投球を披露。
5回には四球からヒットと失策で満塁のピンチを背負うも、落ち着いてコースを突く投球で後続を空振り三振、投ゴロに打ち取り、チームの期待に応えた。
今季初登板の髙坂丈慈(文理2・日大三) 【日本大学準硬式野球部】
6回からは4年生の足立(文理4・日大豊山)がマウンドに上がる。「負けられない相手だったので、絶対に点を取らせないという気持ちで臨んだ」。前日の国士舘戦でもタイブレークの場面でリリーフし素晴らしい投球で勝利投手となっただけに、先頭打者に安打を浴びるも慌てず丁寧な投球で7回以降は相手打線を3人ずつで抑える完璧な投球をみせた。
4回無失点の好投をみせた足立丈(文理4・日大豊山) 【日本大学準硬式野球部】
**勝ち点喪失を阻止できるか**
本学は後攻。初回に2点を先制され点差を縮めたい本学は初回、主将の小川(文理4・日大豊山)が四球を選び出塁。二死となるも走者二塁のチャンスに打席には4番・西河(文理2・大垣日大)。「自分の結果ではなくチームの勝利のために自分ができる精一杯のバッティングをしたかった」。追い込まれた後の4球目、外角の直球をセンターに。中前安打で続き、走者一・三塁の絶好のチャンスを作る。続く野村(法2・桐光学園)の打球が相手のエラーを誘い1点を返す。尚も一・二塁のチャンスで同点に追いつきたかったが、後続が打ち取られ同点とはならなかった。
2回以降は相手投手の好投により得点圏に走者を送ることができず、1点ビハインドのまま試合は終盤へ。
頼れる4番打者の西河陸人(文理2・大垣日大) 【日本大学準硬式野球部】
「必ずチャンスは来る」どこか落ち着いた雰囲気を感じた直後の7回、ついにチャンスが来た。代打の吉田(危機管理2・岡山学芸館)、7番の杉浦(経済1・日大鶴ヶ丘)が連続四球で出塁すると、続く8番の松岡(法4・立正大立正)が捕手前に絶妙なバントを決める。これを相手の捕手が三塁へ悪送球。失策も重なり同点に追いつきなおも無死二・三塁というチャンスに。ここで一気に逆転したい場面で代打に今季チャンスに強い柴山(商4・竜ヶ崎一)を送るも二ゴロに倒れ、続く市川(商4・花咲徳栄)の打席で三塁走者が走塁死。その後、二死となり市川、小川が落ち着いて四球を選び、再び満塁のチャンスを作るも後続が打ち取られ逆転ならず。惜しくも絶好のチャンスを逃してしまった。
その後、両チーム譲らず2対2で9回終了、引き分けに終わり勝負は第三戦へともつれ込んだ。
最終スコア 【日本大学準硬式野球部】
《次戦の試合情報》
4月18日(金) 12時45分〜 @スリーボンドベースボールパーク上柚木
vs 国士舘大学 第二戦