
新人戦主将の野村柊吾(法2・桐光学園) 【日本大学準硬式野球部】
6月に行われた東都大学準硬式野球連盟主催の「THE ROOKIE TOURNAMENT」(新人戦)で、日本大学は予選リーグを1勝1敗1分で終え、ワイルドカードで決勝リーグに進出。しかし、準決勝で中央大学に1-9で敗れ惜しくも優勝には届かなかった。
大会概要と新人戦主将の意気込み
春季リーグ戦において1部で戦った6校、2部上位4校、3部上位2校の計12校が参加し、3つのグループ4校ずつに分かれ予選リーグを行い、各リーグの最上位とワイルドカード1校が決勝トーナメントに進出し優勝を決める。
予選リーグは6イニング制とし試合時間は1時間45分までとし、決勝トーナメントは9イニング制で同点の場合は10回からタイブレーク制を導入し決着が着くまで継続して行い、出場資格は1年生と2年生のみの大会である。
野村柊吾(法2・桐光学園)は「新人戦初優勝に向けてチーム一丸となって全力で戦います。また、昨年度の決勝戦で中央大学に敗戦し悔しい思いをしたのでその悔しさを晴らすため全力で挑みます」と新人戦初優勝に向けて決意を示した。

新人戦ではトップバッターに座り活躍した吉田航太朗(危機管理2・岡山学芸館) 【日本大学準硬式野球部】
予選リーグ:粘り強さを見せ、ワイルドカードを掴む
【1戦目】6月13日(金)vs専修大学(1部3位)
[スターティングメンバ―]
1番(3)吉田 航太朗(危機管理2・岡山学芸館)
2番(9)浅倉 七星(文理2・日大東北)
3番(8)橋本 元気(法2・日大明誠)
4番(D)西河 陸人(文理2・大垣日大)
5番(5)野村 柊吾(法2・桐光学園)
6番(6)杉浦 凛(経済1・日大鶴ヶ丘)
7番(2)川名 健太郎(文理1・高崎健康福祉大高崎)
8番(4)井上 開斗(経済2・福井商業)
9番(7)問井 天斗(商2・福井商業)
P 赤岩 稜太朗(法2・日大明誠)
第1戦 vs専修大学(引き分け)
初戦の相手は今夏の全日本選手権出場が決まっている専修大学。先発の赤岩稜太朗(法2・日大明誠)は3回に4点を失うがその後は好リリーフを見せた川島功聖(商2・大垣日大)が流れを止めた。
攻撃陣は4回に吉田航太朗(危機管理2・岡山学芸館)の三塁打から1点を返すと、5回には再び吉田のタイムリーで2点を追加し1点差に迫る。そして6回にはキャプテンの野村柊吾が同点タイムリーを放ち試合を振り出しに戻し、そのまま4-4で引き分けとなった。後に、誰も予期せぬ形でこの粘り強い戦いが後のワイルドカード獲得へとつながった。

リーグ戦の勢いのまま新人戦でも好投をみせる川島功聖(商2・大垣日大) 【日本大学準硬式野球部】

専修大戦 最終スコア 【日本大学準硬式野球部】
【2戦目】6月16日(月)vs獨協大学(3部1位)
[スターティングメンバー]
1番(3)吉田 航太朗 (危機管理2・岡山学芸館)
2番(9)浅倉 七星 (文理2・日大東北)
3番(8)橋本 元気 (法2・日大明誠)
4番(D)西河 陸人 (文理2・大垣日大)
5番(5)野村 柊吾 (法2・桐光学園)
6番(4)井上 開斗 (経済2・福井商業)
7番(2)川名 健太郎 (文理1・高崎健康福祉大高崎)
8番(6)菅野 樹 (スポーツ科2・鹿島学園)
9番(7)問井 天斗 (商2・福井商業)
P 髙坂 丈慈 (文理2・日大三)
第2戦 vs獨協大学(敗戦)
予選突破のためにも絶対に負けられない一戦であったが、2-4で敗戦。序盤に西河陸人(文理2・大垣日大)のタイムリーで先制するも逆転を許す。3回には吉田のタイムリーで同点に追いつく粘りを見せるが、その後は得点に繋がらず決勝トーナメント進出に向けて痛い敗戦となった。

リーグ戦に引き続き新人戦でも4番に座る西河陸人(文理2・大垣日大) 【日本大学準硬式野球部】

冷静なピッチングで好投した髙良元輝(法2・日本大学) 【日本大学準硬式野球部】

獨協大戦 最終スコア 【日本大学準硬式野球部】
第3戦 vs青山学院大学(勝利)
決勝リーグ進出に望みを繋ぐためには何としても勝利が欲しいこの試合。打線が爆発し初回から打者一巡の猛攻で4点を先制。大学初スタメンの秋山慶太(危機管理1・日大明誠)が初打席でタイムリーヒットを放つ活躍を見せた。
先発の川島は安定した投球で試合を作り、その後も須藤仁(商1・鹿島学園)、玉城僚太郎(生物資源科2・岡山学芸館)と継投し相手打線を完封。9-0で大勝を収め予選を1勝1敗1分で終えた。
この結果、他グループリーグの結果を待つことになったが、初戦での引き分けや最終戦での大勝が功を奏し、得失点差でワイルドカードを獲得。見事、決勝リーグ進出を決めた。
【3戦目】6月17日(火)vs青山学院大学
[本日のスターティングメンバ―]
1番(3)吉田 航太朗(危機管理2・岡山学芸館)
2番(9)浅倉 七星(文理2・日大東北)
3番(8)橋本 元気(法2・日大明誠)
4番(D)西河 陸人(文理2・大垣日大)
5番(6)杉浦 凛(経済1・日大鶴ヶ丘)
6番(5)青柳 颯汰(経済1・池田)
7番(7)宮﨑 大河(法2・佐賀商業)
8番(4)秋山 慶太(危機管理1・日大明誠)
9番(2)清水 僚太(スポーツ科1・鹿島学園)
P 川島 功聖(商2・大垣日大)

青山学院大戦で2安打をマークした秋山慶太(危機管理1・日大明誠) 【日本大学準硬式野球部】

サウスポーとして今後の活躍が期待される須藤仁(商1・鹿島学園) 【日本大学準硬式野球部】

デビュー戦で139キロをマークし好投した玉城僚太郎(生物資源科2・岡山学芸館) 【日本大学準硬式野球部】

青山学院大戦 最終スコア 【日本大学準硬式野球部】
決勝トーナメント:中央大学の壁を越えられず
準決勝 vs中央大学(敗戦)
準決勝の相手は昨年の新人戦決勝で敗れた中央大学。リベンジに燃える一戦であったが先発の川島が初回に1点を先制される。4回には川名健太郎(文理1・高崎健康福祉大高崎)のスクイズで同点に追いつくも、その裏に再び勝ち越しを許し、その後も相手の追加点を許し、9回表には反撃の糸口を掴めず1-9で大敗。昨年の雪辱を果たすことはできなかった。

同点となるスクイズを決めた川名健太郎(文理1・高崎健康福祉大高崎) 【日本大学準硬式野球部】

中央大戦 最終スコア 【日本大学準硬式野球部】
新人戦を終えて
新人戦主将の野村柊吾は「優勝という目標には届かなかったが、試合経験を積む中で自分たちに足りないものを感じることができた」と語った。
この新人戦での経験を糧に秋季リーグ優勝に向けチームはさらなる成長を目指し、新人戦で活躍した選手たちが今後のチームを牽引する存在としてさらなる飛躍を期待する。