チーム力で4シーズンぶり 21回目の優勝を飾る

2025年秋季関東学生卓球リーグ・男子1部(9月10~12日/17~18日、港区スポーツセンター、代々木第二体育館)は9月18日に最終戦が行われ、第6戦終了時点の戦績を5勝1敗で迎えた本学卓球部は法政大学と対戦、勝てば優勝が決まる大一番で4勝1敗で勝利し、4シーズンぶり21回目の優勝を果たした。

「冷静なプレーでチームに勢いをつけた伊藤礼博」
最終日に先陣を切ったのは伊藤礼博(経済4・安田学園)だ。初球のラリーから静かな気迫が前面に出るプレーを披露する。サーブ、レシーブともにキレのあるボールで試合をコントロール。「気持ちを上げ過ぎずに冷静なプレーを貫けば勝てると思っていた、1番手の僕が勢いを作るつもりだった」という通り、終始危なげない試合運びを見せ、3-0で勝利。チームに勢いをつける。

2戦目の辻井聡一(商3・上宮)は0-3で敗れ、戦績を1-1のタイに戻されるが、3戦目の王晨又(スポーツ科2・台湾松山家商)が踏ん張りを見せる。「最初はとても緊張しましたが2セット目から本来の卓球が出来た」という王はラリーの応酬でも抜群の集中力を見せて相手の反撃を振り切る。「相手に回り込みからの攻撃をさせないプレーが一番良かった」という。ベンチから発せられるチームメイトの声援にも後押しされ、3-1で勝利した。この1勝でチームの勢いが再び加速していく。

2点取りの加山が優勝を決めた

4戦目はダブルスだ。1戦目で勝利した伊藤礼博と2年生の加山雅基(スポーツ科2・愛工大名電)がペアを組む。伊藤は試合を振り返り、「前回も勝っている相手でしたが今日はギリギリの試合でした。最後はダブルスパートナーの加山がよく振り切ってくれました。彼のボールの見極めが完璧だったと思います。」という。一進一退の攻防の末3-2で競り勝ち、優勝に王手をかけた。

5戦目はダブルスに出場した加山が連続してコートに立つ。勝てば優勝が決まる大一番、「今日は何が何でも勝とうという気持ちが強く、試合にしっかり集中出来ました」という通り、得点を重ねていく。これまでにミスが多かった部分を修正したバックハンドで得点を取れるようになったことも勝因だ。3-0で優勝が決まった直後、ベンチに向かって喜びの声を上げた加山。「これまで支えてくれた先輩や同期の気持ちに応えたい」という想いが詰まった勝利だった。

チーム力がもたらした秋季リーグ優勝

秋季リーグの終了とともに4年生は引退し、次の世代にバトンが渡る。
チームをまとめた主将の前原椿樹(商4・東海大菅生)はこの1年を振り返る。「今年のチームは年齢に関係なく仲がいい、普段から意見を言い合える雰囲気がありました。それがチームの力になって団体戦の結果に表れたと思います。卓球好きの部員が多いので後輩達には卓球を楽しむことを第一にしてほしい」という。

試合中にベンチから「自分を信じろ!」と声をかけ続けた新井誠喜夫監督は「今年はインカレで結果が出なかった分、彼らの秋季リーグへの想いが強かった。今年は4年生の力がとても大きいです。伊藤はエースとしてチームを引っ張り、主将の前原がチームをまとめてくれた。4年生の力がこの優勝に繋がったと思います」と語る。

戦績 6勝1敗
殊勲賞 伊藤礼博(経済4・安田学園)

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