日本大学準硬式野球部・竹川葉流(スポーツ科3・都立江戸川)が語る。進化の軌跡 高校時代に球速136キロだった投手が大学準硬式野球で152キロを計測。
その驚異的な成長を遂げた竹川が自身の進化について語ってくれました。

高校時代からの飛躍は身体の成長

・球速136kmから152kmへ 体重は77kgから88kgへ。現在の筋肉量は71.7kg、除脂肪量は75.9kgとなり体格が大きく変化。
・昨年の秋季リーグ終了後、最も足りないと感じたのは「柔軟性」「瞬発力」

球速アップを支えた3つのアプローチ

①身体の基盤づくり
・柔軟性は開脚で手しか床につかなかった状態から頭がつくほどに向上。股関節の可動性が飛躍的に高まった。
・瞬発力は立ち幅跳びや三段跳び、ジャンプトレーニングを通じて強化。RSI(Reactive Strength Index)やSSC(Stretch-Shortening Cycle)といった指標も向上し、爆発的なパワーを生み出せるようになった。
・体重を増やしながらも単なる増量ではなく除脂肪体重を増やすことを意識し、身体組成の改善により効率的に力を出せる身体を作り上げた。

②投球技術の追求
運動連鎖を意識し、メディシンボールスローなどで下半身の力を効率的にボールへ伝える方法を徹底的に探求。
・特に体幹の安定性と股関節の可動性を連動させること、そして前鋸筋による肩甲骨の安定を重視。これにより下肢の力を無駄なく上半身へ伝達できるようになった。
・外的負荷に抗する体幹トレーニングや、前鋸筋を鍛えるベアウォークにも積極的に取り組んだ。

③学びと継続のメンタリティ
・身体づくりだけでなくSNSなどで得た情報をインプット、そして実際にアウトプットして言語化することを意識。後輩と共に練習することで自分の理解をさらに深めた。
・「どのトレーニングが一番重要」ということはなく、すべてのトレーニングに意味を持たせ真剣に取り組むことが重要だと考えている。
・どんなに調子が悪くても、結果が出なくても「継続すること」の大切さを胸に日々練習に励んでいる。

今後の目標

フィジカル強化として体重90kg筋肉量を74kgを目標に、今後はすべてのトレーニングに全力で取り組み、準硬式野球史上最速となる155kmを目指します。
そして、その先のNPBという夢の舞台に立つため、これからも挑戦を続けます。

【これまでの大学準硬式野球 主な150km超投手】
154km 大曲 錬(福岡大OB→西武ライオンズ)
153km 清水 彰仁(中央大OB→日立Astemo㈱厚木工場) 
152km 大山 北斗(中央大4年)
150km 髙島 泰都(明治大OB→王子→オリックス・バファローズ)


竹川 葉流【たけかわ・はる】
2004年生まれ 東京都出身 都立江戸川高卒
準硬式野球の自ら考え実践していく理念に共鳴して入部

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