
【日本大学サッカー部】
9月28日(日)、味の素フィールド西が丘にて第13節関東大学サッカーリーグ戦が行われ、日本大学サッカー部は東京国際大学と対戦した。日本大学は終始苦戦を強いられ、持ち味を発揮できないまま、前節に続いてミスからの失点を重ね0-3で完敗。この結果、勝ち点を伸ばすことはできず、順位は5位のまま足踏みすることとなった。
関東大学サッカーリーグ戦が中断期間を経て再開。現在5位に位置する日本大学サッカー部は、未だ本来の実力を出し切れずにいるが、幸い下位からの突き上げに見舞われずにいる。だが、上位グループに食らいつくためには、そろそろギアチェンジする必要があり、何よりも勝ち点3をつかみ取りたい。一戦の重みが増す中、日本大学が迎えるのは、前半節で勝利を収めている東京国際大学。停滞ムードを払拭し、上位進出への足がかりを築くため、日本大学としてはこの一戦を絶対にモノにしたいところだ。
試合は東京国際大学ボールでキックオフ。
キックオフ直後、日本大学は持ち前の攻撃力を早速発揮する。右サイドを崩し、パスを受けたFW矢越幹都(スポーツ科学部1年/川崎U-18)はすぐさまゴール前へ正確なクロスを放り込む。これにFW五木田季晋(スポーツ科学部3年/川崎U-18/水戸ホーリーホック内定)が頭で合わせたが、惜しくもシュートはゴール上に外れた。
攻撃陣では、福島ユナイテッドFC内定のMF田中慶汰(経済学部4年/川崎U-18)の高いボールキープ力が際立ち、守備の方ではDF白濵聡二朗(法学部2年/C大阪U-18)を筆頭に堅実な守備で安定感を見せた。中盤に目を向けると、浦和レッズ内定のMF植木颯(経済学部4年/日大藤沢)とMF関日向多(危機管理学部3年/JFAアカデミー)による滑らかな連携プレーが展開され、さらに東京V内定のFW平尾勇人(文理学部3年/四日市中央)は圧倒的な突進力で躍動した。チーム全体に“キレ”があり、積極的な立ち上がりとなった。
しかし、開始19分、日本大学のミスから生まれた一瞬の隙を東京国際大学に突かれ、あっさりと先制点を奪われてしまう。好調な立ち上がりを見せていた日本大学だったが、この失点により試合のムードは一変。悔やまれる形で相手に主導権を渡すことになった。(0-1)
巻き返しを狙う日本大学だったが、一度盗られた試合の舵はなかなか奪い返せない。そんなもどかしい展開が続く中、突如33分に日本大学のカウンターが炸裂。MF関が鮮やかに突破すると、サイドへ抜け出したDF松本大地(危機管理学部4年/帝京長岡/高知ユナイテッドSC内定)へボールを供給。DF松本のクロスにMF大久保帆人(法学部3年/前橋育英)が頭で合わせたが、これも惜しくもゴールを逸れた。まだ前半ではあるが、少しずつ重苦しいムードが漂い始める。
アディショナルタイムは2分。日本大学は先制点を奪われたまま、前半を終えた。巻き返しを図る後半に向け、ハーフタイム中にチームとして、個人として、それぞれの役割を再確認する。
後半開始直後、日本大学はFW平尾からMF浅野良啓(文理学部4年/湘南U-18)へ最初の交代カードを切った。試合の流れを日本大学に呼び戻す狙いだったが、東京国際大学の勢いは後半に入っても止まらない。それでも、幾度となく訪れた危ない場面をGKドゥーリー大河(経済学部3年/市立船橋)の好セーブで跳ね返し続けた。
しかし、63分、自陣深くで日本大学はパスを相手にカットされ、間髪入れずに東京国際大学が日本大学DF陣を突破。GKとの1対1を冷静に制され、2失点目を喫した。(0-2)
さらにその5分後の68分には、勢い止まらない東京国際大学が豪快なミドルシュートを放つ。このシュートはポストに跳ね返されたが詰めていた選手に押し込まれ、致命的な3点目を献上した。この時間帯、日本大学は完全に主導権を奪われ、厳しい展開を強いられた。(0-3)
後半終始優位に立つ東京国際大学に対し、日本大学は劣勢を覆すべく、81分にMF田中からMF浅倉心魂(危機管理学部2年/SC相模原)、MF浅野からMF石川晴大(経済学部3年/清水Y)、MF植木からMF小林健(文理学部1年/東京V・Y)へ、一挙に3人を入れ替える手を打った。この大胆な采配で、失われた流れを取り戻したい。
活路を見出したい日本大学だったが、激しいボールの取り合いが続き、そのままアディショナルタイム4分も経過。日本大学は最後までゴールを目指したが、無情にも試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
悔しさの残る敗戦とはなったが、チームには次につながる収穫もあった。この敗戦を糧にチームはよりどん欲に勝ち点3という結果を求め、今後の3連戦へと挑むだろう。この連戦が今後の順位を大きく左右するだけに日本大学サッカー部の巻き返しに期待したい。
また、先日9月28日をもちまして、関東社会人サッカーリーグ戦1部の全日程が終了し、最終順位5位という結果でシーズンを終えました。1部リーグに昇格した今シーズンは、苦しい時期や悔しい思いをすることもたくさんありましたが、選手たちは日大らしさを存分に発揮して戦い抜きました。今シーズンも多大なるご声援をお送りいただき、誠にありがとうございました。彼らは今後、個人昇格、チームの更なる飛躍を目指し、一丸となって練習に励んでおります。引き続き、温かいご支援とご声援をよろしくお願い申し上げます。
文責:井上希羽(スポーツ科学部2年/淑徳巣鴨)
画像:日本大学サッカー部 広報班