最下位に終わった今年の箱根駅伝。巻き返しを図るべく、日本大学陸上競技部部特別長距離部門は成長の鍵を握る夏合宿を8月上旬から北海道釧路市でスタートさせた。選手それぞれが、さまざまな想いを抱いてハードな練習に取り組む中、副将・大仲竜平(スポーツ科4・北山)も静かに闘志を燃やしていた。

昨年は10区を走り、つないできたタスキを大手町のゴールへと運んだ。今年は4区を任され、区間17位の記録で走り切ったが、「他大学との圧倒的な差を感じるレースだった」と振り返る。そして、「スピード強化を図り、スタミナと融合していかなければ箱根駅伝では勝負にならない」と痛感したという。

さらに今年の前半シーズンは、ハムストリングスのケガにより走ることができなくなり、苦しい日々を過ごしてきた。それでも「怪我をしたことで、身体についてより学ぶことができたし、自分と向き合う時間も増えたと思います」と前を向く。

夏を前に故障が癒えた大仲選手は、チームの釧路合宿の前から、同じく釧路を拠点とする実業団チームの合宿に参加。「練習への向き合い方など、自分で考えて練習などを組み立てていくことが大事。何事もやる気次第で強くもなるし、弱くもなることを学びました」

今は順調に練習が積めているという大仲選手は、箱根予選会に向けて「チームに貢献する走りができるよう、しっかり準備していきたい」と話す。そして「チームとしてもしっかり練習が積めていると思う」と、3年連続の本戦出場へ自信をのぞかせた。

ニュース一覧へ