
先発を任された菅澤(生産工2・中京) 【日本大学野球部】
日本大学野球部PR担当が、10月3日(金)、等々力球場にて開催した令和7年度東都大学野球連盟秋季リーグ戦、対国士舘大学(2回戦)の戦評をお伝えいたします。
~攻めのスタートで先制点獲得~
前日の10月2日(木)に行われた1戦目はサヨナラで敗れた本学。2戦目では、意地を魅せ3戦目に持ち込みたいところ、先発を任されたのは次代を担うエース菅澤宙(生産工2・中京)。初回から三者凡退に抑え良いスタートを決めた。
初回の攻撃が始まる。2死から昨日、大きなタイムリー2ベースを放った谷端将伍(経済4・星稜)。ここでも3番の意地を見せ、レフトへ2ベースを放つ。2死2塁、チャンスの場面で前日、代打で2ベースヒットの活躍を魅せ、今日は4番に抜擢された片井海斗(スポーツ1・二松學舍大附)。
打球はセカンドのエラーを誘い、その間に谷端がホームイン!先制点を獲得。ここで勢いは止まらず続く打者、5番山中海斗(法4・木更津総合)はレフトへのヒットを放ち、2死1・2塁。6番富塚隼介(危機管理3・日大三)の打球はまたもセカンドのエラーを誘いその間に片井がホームへ!この回2点奪取!
続く2回裏の攻撃は、今季初スタメンの5番荒谷龍ノ介(法2・広島商)から。荒谷のスイングは直球を完璧に捉えレフトスタンドへ運ぶ大きなソロホームラン!!
4回裏には、2番川崎大也(生産工4・佐野日大)が四球で出塁。初回で2ベースを放った谷端。ここでもまた安定感のある確実なバッティングでヒットを放ち、無死1・3で得点のチャンスを広げた。続く片井のゴロで1点を追加!4点のリードを広げます。
~終盤の5失点が響き、痛恨の敗戦~
5回表の国士舘大学の攻撃。1死からソロホームランを浴びるも、その後は落ち着いた投球で後続を断ち、この回を最少失点で切り抜けた。
しかし6回表、試合の流れが変わった。勝利を掴みかけたかと思われた本学だが、連打と守備の乱れが重なり一挙に5失点で勝ち越される。
最後まで粘りを見せるが、9回の攻撃も反撃には至らず試合終了。
攻防拮抗の展開が続いた国士舘大学戦。
勝ち点を取ることのできなかったが、最後まで全員が勝利を信じ、全力で戦い抜いた。
この連敗を糧に、次戦こそ白星を掴みにいきたい。