
【日本大学サッカー部】
今節の対戦相手は慶應義塾大学だ。慶大にとっては1部リーグ残留のかかった大切な試合であり、日大にとってもインカレへ良い順位で出場するためのかかせない一戦である。
試合は慶大キックでスタート。日大は試合開始直後から積極的に攻撃を仕掛ける。前半2分、6番MF植木颯(経済学部4年/日大藤沢/浦和レッズ内定)が中盤から右サイドへ展開。パスを受けた7番MF大久保帆人(法学部3年/前橋育英)がタッチライン際をドリブルで一気に駆け上がり、8番FW関日向多(危機管理学部3年/JFAアカデミー)へ繋ぐ。8番FW関がゴール前へクロスを送ると、18番FW牧田拓樹(危機管理学部3年/JFAアカデミー)がヘディングで合わせるもゴール上へ逸れ、先制点とはならず。
その後も日大は果敢にゴールへ迫るが、前半21分、ファウルを取られ、慶大にフリーキックを与えてしまう。
慶大側ゴールのペナルティエリア付近からのフリーキックであったが、ボールを回され、上手くパスをつながれてしまう展開に。左サイドからファーサイドへクロスをあげられるが、14番MF石川晴大(経済学部3年/清水Y)がブロック。こぼれ球を相手に拾われるも、再び14番MF石川が立ちはだかる。さらにこぼれたボールを拾われるが、8番FW関がブロックでしっかり対応してクロスを封じた。2人の連続した好守が光った瞬間だった。
ここまで何度もシュートを放ってきたが、未だ得点には結びついていない。まずは1点欲しい日大は攻撃を続けるが、前半42分、一瞬の隙をつかれゴール付近まで相手の侵入を許してしまう。すかさず守備に入るが、またもやファウルをとられてしまいフリーキックを与えてしまう展開に。ゴールライン際、ペナルティエリアの少し外側から放たれたフリーキックは、日大の守備をすり抜け、直接ゴールネットを揺らした。
先制点を許してしまった日大は何とか追いつこうと必死に攻撃を仕掛けるが0-1でリードされたまま前半が終了した。
日大が1点を追いかける形で後半がスタート。
ハーフタイムに18番FW牧田に代え、17番FW平尾勇人(文理学部3年/四日市中央工業/東京ヴェルディ内定)を投入。さらに攻撃力をあげて巻き返しを狙う。
後半6分、17番FW平尾が早速仕掛ける。
2番DF松本大地(危機管理学部4年/帝京長岡/高知ユナイテッドSC内定)が前線に送ったボールを、相手DFがヘディングでクリアしようと試みる。しかし、クリアしきれずこぼれ球となり、それを見逃さなかったのが17番FW平尾。素早く足元にボールを収めてドリブルで相手DFをかわし、右サイドからニアを狙った強烈なシュートを放つが、惜しくもゴール右上へ逸れる。
17番FW平尾がどんどんボールを集めるように呼び掛け、ベンチからもテンポをあげるように指示が飛び、日大はさらに攻撃の勢いを高め、前へ攻め込んでいく。
後半16分、相手に左サイドからクロスをあげられるが、19番DF白濵聡二郎(法学部2年/C大阪U-18)が冷静にブロック。こぼれ球を激しく奪い合う展開になるが、17番FW平尾と、7番MF大久保の連携で奪い合いを制し、攻撃へと持ち込む。何度かクロスをあげるも相手にブロックされてしまうが、最後に10番MF田中慶汰(経済学部4年/川崎U-18/福島ユナイテッドFC内定)がこぼれ球に反応し、中央からミドルシュートを放つ。相手DFに当たり、ゴール上へ逸れるも、日大はコーナーキックを獲得。セットプレーからの得点を狙うが、コーナーキックからもつれ込んだゴール前での激しい攻防の末、得点には至らなかった。
その後、6番MF植木や17番FW平尾を中心に攻撃を仕掛けるが相手の堅い守備が立ちはだかり、なかなか得点にたどり着けない。そのような状況の中、日大に好機が訪れる。
後半37分、またもやコーナーキックを獲得した日大。キッカーの8番FW関からショートコーナーで7番MF大久保がパスを受け、ファーサイドへクロスをあげる。2番DF松本がヘディングで合わせたボールに相手GKは対応できず、貴重な同点弾となった。
後半43分、日大は8番FW関に代え、28番MF小林健(文理学部1年/東京V・Y)を投入。直後の後半44分、相手DFがクリアしきれなかったボールを、28番MF小林が反応。相手の頭上をまたぐようにドリブルでかわし、右サイドから豪快なシュートを放つ。積極的に仕掛けたシュートだったが、ゴール上へ外れ、得点には至らず。
アディショナルタイムに突入した後半45+2分、日本大学は攻め込まれる展開になる。
相手が右サイドからスローイン。その後、逆サイドへ送られたボールを相手選手がゴール前へクロスをあげ、ヘディングで押し込まれ失点を許してしまう。
試合終了間際での失点は日本大学をさらに苦しめる。
それでも諦めないで攻め込むが、同点弾は生まれず、1-2のスコアで無念の敗北となった。
前回対戦では快勝を収めることができた相手にリベンジを果たされてしまった日本大学。1部残留がかかった慶大に気持ちの面で劣っていたように感じる。また、攻撃・守備ともに課題を再確認できた。
次節はついに最終節となる日本体育大学戦だ。日大は現在リーグ4位につけているが、5位の桐蔭横浜大学、6位の日本体育大学とは勝ち点28で同点となっている。得失点差のみで現在の順位を守っているが、次の試合の結果次第では6位まで下がることもあり得るため、より一層気を引き締めて次節に臨む。
今週末の予定
【関東大学サッカーリーグ1部第22節】
日時 :11月15日(土)14:00KO
対戦相手:日本体育大学
会場 :日本大学アスレティックパーク稲城 サッカーフィールド
【KSL市原ATHLETAカップ準々決勝】
日時 :11月16日(日)13:30KO
対戦相手:ジョイフル本田つくばFC
会場 : 市原スポレクパーク(Cコート)
文責:片野日南子(文理学部1年/千葉敬愛)
画像:日本大学サッカー部 広報班