
【日本大学サッカー部】
2025年2月22日(日)に日本大学ホームグラウンドにて、第58回 日本大学・朝鮮大学定期戦(日朝定期戦)が開催された。
長い歴史を持つ日朝定期戦は、両大学にとって特別な意味を持つ伝統ある一戦である。開会式では、川津監督・西川OB会副会長が挨拶。
「当時、歴史的な背景から各種大会に参加することが出来なかった朝鮮大学に対し、日本大学が手を差し伸べた経緯や第一回大会の様子など」この一戦を継続する意義が語られ、
長年積み重ねられてきた歴史の重みを強く感じる1日となった。
日本大学資料『体育年鑑』に第1回日本大学対朝鮮大学定期戦の様子が記されている。
この日は朝鮮大学の創立1 0周年を記念し、行事の1つとして、日本大学•朝鮮大学の親善試合を開催した。朝鮮大学の学生の応援には迫力があり、選手達の気迫も充実しており、プレーしている我々も圧倒されそうになった。しかも、その応援をしている学生の数が 広いグラウンドを3重にも4重にも埋め尽くし、総勢2、 0 0 0人くらいであった。これでは我々としても、全力を尽くして攻防を展開しなければ、とても勝算はないと思った。しかも、この朝鮮大学は現在70連勝と向かうところ敵なしのチームである。
さて、この試合であるが日大の選手1 1名を含む部員総勢6 3名と朝鮮大学選手1 1名を含む2、 0 0 0名あまりの大応援団との戦いであった。
前半は、まず互角に進み20分が経過した頃、日大は新人の小林が見事なゴールを突き刺した。
しかし、それからの朝鮮大学は早いアタックと優秀な個人技で再三再四と日大ゴールを脅かしたが、日大G K の巧守とCB を軸とするDFの確実な守りで前半を持ちこたえた。
後半になると朝鮮大は、更に激しい攻撃を繰り返してきた。と同時に、朝鮮大学応援団は 我々が気の遠くなるような大合唱で応援を開始した。
日大サッカ一部員も一 丸となって応援をしたが、まったく太刀打ち出来ず、応援合戦の方は一歩後退したが、選手達は先取点を必死に守り抜いたのである。後半終了のホイッスルが高々と鳴り響いたと同時に、関東大学サッカー リーグと日本大学サッカ一部の権威を守ったのである。
今後もこの意義のある定期戦がより一層発展することを祈る次第である。
開会式を終え、試合は30分×5本で行われた。
今回は、改めて本定期戦の意味を体感してもらうべく、全部員が試合に出場し交流を深めるレギュレーションとし、5本のトータルで勝敗を決することとした。

定期戦への想いを語る川津監督 【日本大学サッカー部】

【日本大学サッカー部】
1本目 2-0
得点者
野澤勇飛(文理学部3年/日大藤沢)
石川晴大(経済学部3年/清水Y)
2本目 4-0
得点者
浅倉心魂(危機管理学部2年/SC相模原)×2
阿部水帆(文理学部2年/浦和レッズ・Y)
黒沢佑晟(危機管理学部1年/前橋育英)

【日本大学サッカー部】
3本目 1-0
得点者
竹村俊(文理学部2年/磐田U-18)
4本目4-0
得点者
鑓水澪星(スポーツ科学部1年/山形Y)
福士琉斗(文理学部1年/関東第一)×2
平野颯汰(文理学部2年/四日市中央)

【日本大学サッカー部】
5本目0-0
得点者 なし
以上の結果、第58回 日朝定期戦はホーム開催の日本大学が勝利を収めた。

優勝トロフィーを持つ 桑原主将と川津監督 【日本大学サッカー部】
試合後のセレモニーでは、日本大学への優勝カップ授与が行われ、朝鮮大学監督より心温まるお言葉をいただきました。
記念撮影を通して、両大学の絆を改めて感じる貴重な時間となった。
今後も定期戦が伝統ある一戦として受け継がれていくことが楽しみである。
文責:井上希羽(スポーツ科学部2年/淑徳巣鴨)
画像:日本大学サッカー部 広報班