東都大学1部春季リーグ、本学対中央大学の第一戦がスリーボンドベースボールパーク上柚木で行われ、今年度関東選手権王者の中央大学と対戦し1点差で惜敗した。
(雨天順延になっている中央大学との第1戦は5月12日にスリーボンドベースボールパーク上柚木で行われる)

2026年東大学準硬式野球 1部 春季リーグ戦
2026年 4月27日
日本大学 1-2 中央大学

1年生投手2名を含む投手リレーに光が差す

本試合は6回までスコアボードに0が並ぶ緊迫した投手戦となった。
本学の先発は1年生左腕の川村隼吾(商1・日本大学)、初回は2つの四死球で無死1、2塁にランナーを置き、送りバントを決められて1死2塁、3塁とピンチを迎えるが、落ち着いた表情でマウンドに立ち続けた川村は後続を打ち取り得点を許さない。「調子は良くなかったですが、川名捕手の好リードに助けてもらいながら投げました」という川村。3回は三振を含む三者凡退で切り抜けて3回49球を投げ、強打の中央打線を無得点に抑えて試合の流れを作る。「高校時代に投げていた硬式球から準硬式球に変わり、まだ慣れていない部分もありますが、変化球もストレートも磨いていきたい」と今後を見据える。

4回裏、川村からバトンを引き継いだのは同じ1年生投手、リーグ戦初登板となる川上幸希(商1・日大三)だ。「マウンドに立つと気合が入りました、いい球が行けば気持ちが上がります」と話す川上はストレートを中心に力のあるボールを投げ込む。1回18球を投げて無失点、上々の大学リーグ戦デビューとなった。大学準硬式に入って取り組んだのは投球時のリリースポイントの改善だ。大きさが硬式球と異なるため同じリリースポイントではボールが浮ついてしまい狙った場所に行かない、この点をアジャストしながら投球に取り組んでいるという。今後の目標について「変化球の精度を磨いて自分の持ち味を出していきたい」を意気込む。

大きな存在感を見せた「捕手の力」

今日の試合で大きな存在感を見せていたのが川名健太郎(文理2・健大高崎)捕手だろう。1年生投手2名から川名捕手の配球に助けてもらったという言葉が出た通り、守備の要としてどっしりとミットを構える姿はチーム全体に安心感を与えていたように映る。「二人ともストレートが良く、対戦したバッターのタイミングが合っていなかったので真っ直ぐを中心に組み立てました」と振り返る。投手の好投の裏には捕手の存在があることを示した。

試合を振り出しに戻す同点タイムリーを放った島田

1点ビハインドのまま迎えた8回表、1死1塁から2番島田悠平(商2・土浦日大)がフルスイングするとボールは右中間へ、タイムリー2ベースヒットを放つ。本試合は4打数2安打1打点と攻撃の起点になった島田。「打ったボールは直球、今日はボールがよく見えていたので狙ったボールではなく来た球を打つことだけを考えていました」と自身の打席を振り返る。昨日の練習まで調子が悪かったという島田だが、今日の朝の練習時から思い切って打撃フォームを変えたという。「スタンスを狭くして打席に立つようにしたところボールがよく見えるようになった」と話す。

試合は1-1で迎えた9回裏、1死3塁で中央大のスクイズが成功し逆転サヨナラ負けを喫したが、1、2年生の活躍と更なる成長を垣間見ることが出来たことは好材料だ。今夏に開催される文部科学大臣杯出場に向けて毎試合を大事に、そして勝利を掴んでいきたい。

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