昨年初めて日本代表入りを果たした眞野秀成選手は、一気に自己ベストを1秒以上縮める活躍を見せて急成長を遂げた。
その勢いに乗って臨んだ国際大会代表選手選考会。専門種目の200m自由形の予選、準決勝を順調にクリアし、勝負の決勝レース。プレッシャーで押しつぶされそうになるも「やるしかない」と腹をくくった。
思い切ったレースで前半から攻め、100mを2位でターン。後半、苦しいところで得意のキックを生かして追い上げてくるライバルたちを振り切り、タッチ差で4位に滑り込んだ。その結果、パリ五輪の4×200mフリーリレー
のメンバーとして選ばれた。
眞野 秀成 選手
「五輪の代表入りはうれしいという気持ちと同時に、本当に心からホッとした気持ちでいっぱいでした」
プレッシャーがある中でも代表権を勝ち取れたことは、自力がついていることの証明に他ならない。ここまできたら、あとは全力でやるだけだ。最後に眞野選手は、真っすぐな眼差しでパリ五輪に向けた抱負を語った。
「五輪までは細かいことは考え過ぎず、とにかく目の前の練習をこなしていくことに集中していきたいと思います。リレーメンバーには後輩の柳本幸之介選手もいます。柳本選手とは仲も良いので、力を合わせて決勝の舞台に進めるように全力を尽くします」
Profile
眞野 秀成[まの・ひでなり]
2000年生まれ。神奈川県出身。湘南工科大学附属高卒。2022年度スポーツ科学部卒。セントラルスポーツ所属。幼少期はサッカーをしていたが、小学生になって全国大会に出場し始めたことで水泳一本に。’22年の世界短水路選手権では4×200mフリーリレーの日本新記録樹立に貢献。世界水泳選手権2023福岡にはリレーに出場し自己ベストを更新。パリ五輪は4×200mフリーリレーメンバーで代表入り。
