スポーツ科学部 近藤克之 准教授が,令和5年6月25日(日)に開催された日本大学ダイバーシティシンポジウムで「アダプテッド・スポーツの実践から考える多様性」をテーマに講演しました。

当日は,自身がパラリンピック競技に関わってきた経緯を踏まえ,障がいのある人のみならず,スポーツが苦手な人やご高齢の方も子どもも参加できるアダプテッド・スポーツの実践から考えられることをお話ししました。
当日例に挙げた、スポーツを創り出す過程では,多様な人々の参加のための工夫や発想が重要であることに触れました。
そこでは,当事者の考えや意見,経験を置き去りにはできないことにも触れました。
アダプテッド・スポーツを通して,既存のスポーツの枠組みだけでスポーツを捉えるのではなく,柔軟な姿勢で臨むことで自身の中で様々な気づきが高まり,社会の課題にも目を向けるきっかけにもなるのではないでしょうか。と,近藤准教授は話しました。