歯学科 6年 山田 彩乃さん(私立東海大学付属浦安高等学校卒)
高校時代の歯科助手のアルバイトで、不安な顔の患者さんが、治療後に「ありがとう」と笑顔で帰る姿を見て、歯科医師は人に喜ばれるすばらしい仕事だと、歯学部進学のきっかけになりました。
5年次の臨床実習では、指導医が歯周病の患者さんに、「抜歯しない方法で治療を進めます。一緒に頑張りましょう」と励まし、自分の歯を残せることに喜んだ患者さんは、セルフケアに努めるようになりました。歯科医師の対応の仕方によって、患者さんのQOLに大きな影響を与えることを痛感。歯科医師の責任の大きさを改めて考えました。
一つの題材から、さまざまな事象を幅広く学べるように教えてくれる先生方には、とても感謝しています。
歯を治療するだけでなく、心のケアもできる歯科医師が目標。例えば、「口腔がんが心配だけど怖くて聞けない」という時に、患者さんが心を開いて話してくれるような、メンタル面のサポートもしていきたいと考えています。
運動クラブのバドミントン部は、伝統的に団結力が自慢。国家試験に向けて、どうやって勉強すればよいか分からない時に、勉強のコツを教えてくれました。勉強とクラブ活動を両立させた、充実した大学生活です。