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日本大学病院

医療関係者の方へ
ニュースレター

2026年3・4月号

4月からの新体制のご案内と新任のご挨拶

早春の候、先生方におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より貴重な患者様をご紹介賜り、厚く御礼申し上げます。

4月より新体制となり、消化器外科科長を拝命いたします萩原謙と申します。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

さて、今回は当院消化器外科の新たな診療体制につきましてご案内申し上げます。

当科では、消化器・一般外科医6名に加え、ローテートする研修医とともに日常診療を行っております。

上部消化管は萩原、下部消化管は服部医師、肝胆膵は寺本医師が中心となり、手術および化学療法を担当してまいります。また消化器病センターでは毎月2回カンファレンスを開催し、新規悪性疾患症例や治療困難症例について消化器内科・消化器外科合同で検討し、治療方針を決定しております。

 

私が担当する上部消化管領域では、標準的手術(開腹・腹腔鏡)および化学療法に加え、当院の特徴的な診療として以下の治療を継続して実施しております。

 

■食道癌に対する縦隔鏡下食道切除術

食道癌手術は右開胸または胸腔鏡下での切除が一般的ですが、いずれも右肺を一時的に虚脱させる必要があり、術後肺炎などの肺合併症が懸念されます。また肺気腫や既往胸部手術のため右胸腔アプローチが困難な患者様も存在します。

当科では2021年より、従来の右胸腔鏡下アプローチに加えて縦隔鏡下食道切除術を導入し、これまでに50例以上を施行しております。本術式は頸部および腹部から食道を切除するいわゆる「トンネル手術」で、胸部操作を要さないため肺合併症軽減が期待されます。現在は胸腔鏡と縦隔鏡を患者様の状態に応じて選択しております。

食道癌治療は内視鏡治療、手術、化学療法、放射線療法など多様であり、当科では患者様の状態とご希望に応じた集学的治療を行っております。

 

■胃癌腹膜播種に対する腹腔内化学療法

腹膜播種は腹腔内に腫瘍が散布した状態であり、胃癌では切除不能例や再発形式として最も多く、予後不良因子として知られています。当科では2021年2月より、腹膜転移陽性胃癌に対してパクリタキセル腹腔内投与と全身化学療法の併用療法を導入し、これまでに53例へ施行しております。

パクリタキセルは高分子量かつ疎水性で腹腔内滞留性が高く、腹膜病変を高濃度かつ長時間曝露できる特徴があります。本治療は臨床試験および先進医療で安全性が確認され、国内で初めて患者申出療養制度下に実施された治療でもあります。

ただしパクリタキセル腹腔内投与は現時点で保険適用外であり、混合診療禁止の原則により本治療は自由診療となりますことをご承知おきください。

既存治療抵抗例や治療相談をご希望の患者様がおられましたら、ご遠慮なくご相談ください。

 

■高度肥満症に対する減量・代謝改善手術

BMI35以上の高度肥満症、または肥満関連疾患を2つ以上有するBMI32以上の患者様が適応となります。外科療法は内科療法と比較して体重減少および2型糖尿病改善効果に優れ、長期的体重維持および肥満関連合併症改善効果が証明されています。

消化器病センター

診療受付時間

初診の方
月〜金曜日
〜 / 〜
土曜日
〜
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月〜金曜日
〜 / 午後は予約診療のみ
土曜日
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休診日

日曜日・祝日※
年末年始(12月29日〜1月4日)
ゴールデンウィーク(5月3日〜5月6日)
※10月12日,11月23日,1月11日は通常診療日になります。
※祝日診療日は健診センターは休診となりますのでご注意ください。

住所

〒101-8309 東京都千代田区神田駿河台1-6 Google Map