安全な周術期医療と専門的疼痛診療を目指して ー日本大学病院麻酔科・ペインクリニック外来では,質の高い周術期管理と慢性疼痛に対する診療を行っていますー
当科は、専門医9名、専修医4名の計13名の常勤医師を中心に、手術室における全身麻酔および一部局所麻酔の管理を行っています。加えて、ペインクリニック外来では学会専門医を中心に診療を行っています。
周術期管理では、術前外来や診察を通じて、患者さんが最適なコンディションで安全に手術を受けられるよう努めています。また、患者背景や手術内容に応じた適切な麻酔方法を選択し、周術期合併症の予防と術後早期回復の支援を目標として管理を行っています。さらに、術後疼痛管理も重要な役割であり、硬膜外麻酔や神経ブロックを併用した疼痛管理を積極的に行っています。
また、当院にはハイブリッド手術室が整備されており、開心術に加え、循環器内科による経皮的大動脈弁置換術(TAVI)にも対応しています。カテーテルアブレーション治療については全身麻酔下で施行し、麻酔科が周術期管理を担当することで、安全性向上と合併症低減に努めています。さらに、脳神経麻酔領域では、脳神経外科専門医資格を有する麻酔科専門医の指導のもと、脳循環や神経モニタリングに配慮した専門性の高い麻酔管理を行っています。
ペインクリニック外来では、慢性疼痛に対し、神経ブロック療法、薬物療法、低反応レベルレーザー治療などを組み合わせた診療を行っています。また、毎週金曜日にはがん性疼痛診療を実施し、がん患者支援センター、緩和ケアチーム、精神科など多職種・多診療科と連携しながら緩和医療を提供しています。
地域の医療機関との連携を大切にし、安全で質の高い周術期医療および疼痛診療の提供に努めてまいります。麻酔管理や疼痛治療でお困りの症例がございましたら、ぜひご相談ください。