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日本大学病院

医療関係者の方へ
ニュースレター

2026年7・8月号

大腸癌に対する診療のご紹介

新緑の候、皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

日本大学病院 消化器外科の服部桜子と申します。

先生方にはいつも貴重な患者様をご紹介いただきまして、厚く御礼申し上げます。今回は当院での大腸癌に対する診療についてご紹介いたします。

当科における大腸癌診療の特徴として、以下の3点が挙げられます。

 

①    消化器内科・消化器外科による密接な連携

日本大学病院消化器病センターでは、消化器内科・消化器外科が密接に連携し、大腸癌に対する診断から内視鏡治療、外科治療、薬物療法まで一貫した診療を提供しています。

大腸癌診療においては、正確な病期診断に基づく治療方針の決定が重要です。

当院では消化器内科・消化器外科による月2回の合同カンファレンスを開催し、新規に診断された消化管癌の全症例について検討を行い、患者様にとって最適な治療を提供できる体制を整えています。

 

②    腹腔鏡手術を中心とした低侵襲外科治療

当科では大腸癌に対する腹腔鏡下手術を積極的に行っています。根治性を確保しながら、術後疼痛の軽減、早期離床、早期社会復帰を目指した低侵襲治療に取り組んでいます。

また、高齢者や併存疾患を有する患者様に対しても、必要に応じて循環器内科、呼吸器内科、麻酔科などの診療科と連携し、周術期リスクを十分に検討したうえで治療方針を決定します。

手術リスクが高い症例においても、患者様それぞれに応じた最適な治療戦略を提案し、根治性と安全性の両立を目指しています。

 

③    局所進行癌・遠隔転移を伴う大腸癌に対する集学的治療

局所進行癌や再発症例、遠隔転移を伴う症例については、切除可能性を慎重に評価し、根治を目指した集学的治療を積極的に行っています。

当初は切除困難と判断された症例に対しても、化学療法後の腫瘍縮小効果を評価し、コンバージョン手術(Conversion Surgery)による根治切除の可能性を検討します。

局所進行直腸癌に対する化学放射線治療についても、当院放射線科と連携し、積極的に導入しております。

また、膀胱、尿管、子宮などの周囲臓器への浸潤を伴う局所進行大腸癌についても、関連する診療科と連携しながら根治切除を目指した治療を行っています。

 

当院では下記のような症例について積極的に受け入れを行っております。

・内視鏡検査で大腸癌と診断された症例

・手術適応の検討を要する症例

・遠隔転移を伴う進行大腸癌症例

・周囲臓器浸潤を伴う局所進行大腸癌症例

・高齢者や併存疾患を有する症例

 

大腸癌診療に関するご相談や患者様のご紹介につきまして、随時受け付けております。迅速な診察および治療開始に努めておりますので、ぜひご紹介いただけますと幸いです。

治療後には紹介元の先生方へ診療情報をご報告し、地域完結型医療の実現に向けて病診連携を推進しております。

今後も地域の先生方と協力しながら、質の高い大腸癌診療の提供に努めてまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。

消化器病センター

診療受付時間

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月〜金曜日
〜 / 午後は予約診療のみ
土曜日
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休診日

日曜日・祝日※
年末年始(12月29日〜1月4日)
ゴールデンウィーク(5月3日〜5月6日)
※10月12日,11月23日,1月11日は通常診療日になります。
※祝日診療日は健診センターは休診となりますのでご注意ください。

住所

〒101-8309 東京都千代田区神田駿河台1-6 Google Map