日本大学病院整形外科 病院教授(股関節外科学)の久留 隆史です。
日本大学病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
私達、整形外科は多くのスタッフが各専門分野に分かれて、治療レベルを最高水準とした状況で患者様に提供できるように日々切磋琢磨して研鑽を積んでおります。
私個人の専門分野は股関節の外科手術であり、特に人工股関節手術に特化して専心してまいりました。現在、年間200例程度の患者様に対して人工股関節手術を提供できるように診療体制を一新して、多くのスタッフが協力して日々の治療を行っております。
人工股関節手術は20世紀に開発された外科手術で最も成功している治療法の一つとして評価されており、その術後成績は安定しています。わが国では1年間に人工股関節置換術が約55,000件行われていますが、高齢化に伴って、今後も手術件数は増加の一途をたどると考えられています。今まで痛みに苦しんで歩けなかった患者様が元気に歩けるようになって笑顔で病院をあとにする姿を見ると本当に医者を目指して頑張ってきて良かったと思う瞬間であります。
当院の理念は“病院は病者のためにある”,すなわち,“患者さんを日常へ戻す治療”を実践することです。われわれ整形外科は運動器疾患を扱うプロフェッショナルな集団です。
どうぞ日本大学病院整形外科のご利用をよろしくお願い申し上げます。