ご挨拶

ようこそ日本大学病院消化器病センターのホームページにいらっしゃいました。当センターは2014年10月に現在の新病院が開院して以来,消化器内科と消化器外科が密に連携して診療に取り組んで参りました。入院病棟は10階のワンフロア10A,10B病棟)を中心としておりますので,合同治療はもちろんのこと,内科から外科,あるいはその逆においても診療移行がスムーズです。
早期の食道・胃・大腸癌や胆道系疾患は内視鏡を用いた低侵襲治療が広く用いられる様になっております。外科手術であっても,内科医が協同して行う手技も徐々に増えてきました。進行した病期のがんに対する化学療法も年々進歩していっております。はじめは根治不能と評価された場合でも,化学療法と外科手術をうまく組み合わせることで根治が得られることもあります。手術治療のタイミングを逃さない様に,内科治療,外科治療の効果を最大にするためにも内科と外科の連携が益々必要とされている時代となっております。内科を受診したらよいのか,外科を受診したらよいのか迷うこともあるかと存じますが,いずれを受診していただいても内科と外科が協力して診療しています。安心して当消化器病センターをご利用していただければ幸いです。
消化器病センター長 山下 裕玄
