看護部概要

旧駿河台日本大学病院は1926年(大正15年)に開設され、約90年の歴史がありました。2014年(平成26年)10月に現在の地に新築移転し、日本大学病院として新たにスタートをしました。高度な専門医療、チーム医療、予防から治療までの継続した医療を提供するため、専門性の高い医療・看護に努めております
看護部理念
私たちは「病院は病者のためにある」という病院の理念に基づき、社会のニーズに合った、患者さんに信頼される、心温まる質の高い看護を提供いたします。
看護部基本方針
- 私たちは一人ひとりの患者さんと共に歩み患者さんの権利・安全を守り最適な看護を提供します。
- 大学病院の看護師として看護・教育・研究を通し自律 した質の高い専門職業人を育成します。
- チーム医療を推進することによって、地域医療・急性期医療の役割を果たし、社会に貢献します。
専門認定看護師
専門認定看護師の詳細を見る看護体制
- 病棟
- 10看護単位
※ 小児科・眼科・整形外科については、病棟・外来一元化による継続看護を実施しています。
- 外来
- 21診療科
- 中央部門
- 手術室・中央材料室
- 看護提供方式
- モジュール型継続受け持ち方式(救命センターについてはチームナーシング)
モジュール型継続受け持ち方式では、1人の看護師がプライマリーナースとして複数の患者さんを担当します。プライマリーナースは自分の担当する患者さんについて、患者さん・ご家族に参加していただきながら看護計画の立案、実践、評価に責任を持ちます。毎日、モジュールメンバー同志や病棟のカンファレンスで看護の方向性等を話しあい、実践、評価、修正をしながら、患者さんにとって最善な看護を提供するように取り組んでいます。プライマリーナースが夜勤や研修等で不在時は、同じモジュールのメンバーがその患者さんを受け持ち、看護計画に沿った継続看護を提供します。
- 病床数
- 320床
- 入院基本料
- 一般病棟入院基本料
急性期看護補助体制加算50対1
- 勤務体制
- 変形労働時間制(1か月単位)
- 勤務時間
- (日勤)8:00〜16:30
(夜勤)16:00〜9:00
看護部長から皆様へのメッセージ

看護部は,当院をご利用される皆様が安心で安全な質の高い看護サービスを提供し,診療や看護などに満足をいただけるよう心がけております。
この看護サービスの充実に向け,豊富な知識や技術を持つジェネラリストに加え,卓越したスキルを持つスペシャリストの養成にも注力し,大学病院としては比較的小規模の病院ですが,専門看護師や認定看護師,看護師の特定行為研修修了看護師など約20名が在籍しております。そして,このスペシャリストは部門の垣根を超え,病院内で発生している様々な課題の解決のために横断的に多方面で活躍しており,結果として質の高い看護サービスに結びついております。
また,「思いの先を,灯す。」という気持ちを胸に,皆様の尊厳や人生観を尊重し,生きるという思いや期待の一歩先の価値を創造できるよう日々努めております。私たちは,日本大学病院の職員としての誇りを持ち,皆様を温かくお迎えいたします。
看護部長 熊木 春江
看護部活動
N.Café(看護を語る会)※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休止中
N.Caféでは、一緒にランチを取りながら、新人から管理者まで参加者が1人の看護師として臨床経験を語り合います。誰かのナラティブが自分の経験と重り共感することや、多様な看護観を知ることで看護の奥深さに改めて気づきます。
N.Caféでの語りを紹介します。
看護部の情報共有の取り組み
看護部は日本大学情報共有システムであるNU-APPSを活用し、各委員会、研修情報、部署別行事、予定などの情報を管理し、全看護職員で院内及び看護部内の情報をタイムリーに共有しています。会議・研修では教職員用WIFIとiPad、新人看護職員はアンドロイドタブレットを使用し、レジメ・資料を配信し、研修後アンケートもWEB上で実施するなど、活用しています。