2020年度が始まり早1か月が経過し、新年度からアイセンターに赴任したスタッフも環境に慣れてまいりました。先生方からご紹介いただいた患者様を丁寧に診察、加療をさせていただきます。
今回アイセンターのレターを書かせていただきます小野江 元でございます。昨年度は主に金曜日の黄斑外来を担当させていただいておりましたが、新年度からは水曜日の血管閉塞外来を担当させていただきます。引き続き加齢黄斑変性、中心性漿液性脈絡網膜症、Acquired vitelliform lesions等の黄斑疾患につきましても、光線力学療法含めまして加療を継続させていただきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
COVID-19がWHOによりパンデミックと表現され、本邦でも感染者数が当レター執筆時に9000人に迫ろうとしております。中国からの報告では、COVID-19の1/3に眼の異常を認めたとの報告もあり、【JAMA Ophthalmol. 2020 Mar 31[Epub ahead of print]】日々の診療に苦慮されていらっしゃる先生も多いかと存じます。眼科診察は、患者様との顔の距離も近く、感染のリスクがあると考えられるため、当アイセンターでは医師、視能訓練士共にゴーグル、マスクを着用し、徹底した手指消毒、器具の消毒、更に細隙灯顕微鏡、レーザーにシールドを装着し、感染防御に努めております。ご紹介いただきました患者様にもできる限り迅速な診察で対応させていただくべく、スタッフ一同で協力し、診療にあたらせていただきます。今後ともよろしくお願い申し上げます。