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日本大学病院

医療関係者の方へ
ニュースレター

2016年9月号

常々、先生方の貴重な患者様を多数ご紹介下さりありがとうございます。日本列島は、9月になっても、残暑とリオデジャネイロオリンピックの日本選手の活躍の余韻がまだ残っております。4年後の東京オリンピックを目指す選手達はトレーニングを開始しております。当院は網膜・硝子体疾患を専門としていますが、加齢黄斑変性だけでなく様々な眼底疾患を患っている80歳以上のご高齢の患者様に通院して頂いております。そのご高齢の患者様に「4年後の東京オリンピックを楽しみにしている。それまで、なんとか見えていたい。そして観戦したい。だから、通院も治療もがんばります」と言われることがあります。4年後に向けてと言うのは、選手と同様に患者さまと我々眼科医も、疾患の治癒と進行予防に今から頑張らなければならないと感じます。4年後に元気でそしてオリンピックが観戦できるという目標を患者様と共有するのも、通院や治療をドロップアウトさせない一つの方法かと思います。

さて、9月号は、診療予約について説明させていただきます。当院が専門とする網膜・硝子体疾患は、診断後早急に治療しなければ、その後の視機能に影響を与えてしまうものもあります。しかし、患者様の初診日が、先生方に紹介状を書いて頂いた日付から1か月以上経過しているケースがあり、その中には滲出型加齢黄斑変性の網膜下出血が拡大し、紹介状に記載されている視力より大幅に 低下している症例もあります。当院での診療予約は、医療機関が行う方法と、患者様ご自身が行う方法とがありますが、このようなケースの多くは後者で、患者様ご自身が予約を取られており、疾患の緊急度の認識が不十分であり、ご自身のご都合を優先され、予約日を先延ばしにされることもあるようです。また、医療連携室での予約を優先的に行っているため、予約センターが行うことができる予約枠が少なく、近日中の予約ができず、初診までに日数がかかっていることも原因であります。

医療連携室の目的は、地域医療機関との病診連携の充実・推進です。医療連携室と予約センターの違いは、医療連携室の方に優先的に予約枠がありますので、早めに受診させたい患者様を確実にご紹介頂けます。ご面倒をお掛けして申し訳ございませんが、当院へ早めに受診させたほうがいいと判断された場合には、先生のスタッフ様でも構いませんので、医療連携室にお電話をしていただき予約を取っていただけましたら幸いです。また、医師指定でご紹介頂く場合に、1日に診察できる各医師の初診診察数を最大8件とさせていただいていますので、早めに受診させたほうが良い場合で、すでに予約枠がない場合は、他の医師の予約枠に入れてもらってください。当日は、指定医が可能なら診察させていただくか、あるいは他の医師が診察をして、後日、必要な検査を行った後に、指定医の外来を予約受診していただくようにします。 予約について不明な点は、医療連携室にお問い合わせください。

今後とも宜しくお願い申し上げます。

アイセンター

診療受付時間

初診の方
月〜金曜日
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土曜日
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月〜金曜日
/ 午後は予約診療のみ
土曜日

休診日

日曜日・祝日,日本大学創立記念日の振替休診日(10月5日),年末年始(12月30日〜1月3日),ゴールデンウィーク(5月3日〜5月6日)

住所

〒101-8309 東京都千代田区神田駿河台1-6 Google Map