当院における下肢の手術につきまして
平素より当院に患者様をご紹介いただき誠にありがとうございます。
整形外科の菅 順一郎(かん じゅんいちろう)と申します。令和4年4月より当病院に勤務となっております。それまでは、日本大学板橋病院や関連の市中病院に勤めておりました。当整形外科では膝・股関節の人工関節手術や骨切り術、一般外傷を中心に診療を担当させていただいております。
僭越ながら私の専門としている分野である下肢の手術につきまして、少しご紹介させていただきます。
近年、高齢化に伴い変形性膝関節症の患者は増加しております。治療方法は人工膝関節全置換術、骨切り術、関節鏡視下手術と多岐にわたって施行しております。患者様の背景や膝の状態を診察して、患者様と話し合って手術方法を決定しております。
また、変形性股関節症の患者様には主に人工股関節置換術を施行しております。当院では筋腱を完全温存して行うため、筋力低下が少なく、術後脱臼のリスクが低いです。リハビリも早期に導入できており、入院期間も以前に比べ短縮されております。
また外傷に関しても、高齢者の骨粗鬆症に起因する脆弱性骨折、小児の骨、骨盤骨折などの高エネルギー外傷を積極的に治療しております。
もしお困りの患者様がいらっしゃいましたら是非ともご相談してください。
末筆となりますが、今後の皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。今後ともよろしくお願いいたします。