最新鋭マンモグラフィ装置 MAMMOMAT B.brilliantが稼働します
当院の4階、レディースセンター・健診センターの外来に、ドイツ・シーメンス社製の 最新鋭マンモグラフィ(乳癌検査)装置 MAMMOMAT B.brilliant(図1)が導入され、5月13日より稼働を開始します。
本装置は、通常の2D撮影に加え、3D(トモシンセシス)が撮影できます。日本人女性には、乳癌と区別しにくい高濃度乳腺を持っている方が少なくありませんが、3D撮影は乳房を細かくスライスすることで、乳癌を明瞭に描出します(図2)。とくにMAMMOMAT B.brilliantは他の装置を凌駕する広角度(50度)の3D画像を5秒間で撮影することができ(図1)、スライスの重なりがなく高画質な画像を提供します(図2)。
日本大学病院にはマンモグラフィ撮影認定資格を有する女性放射線技師6名が在籍しています。撮影された画像は、乳腺画像を専門とする放射線診断専門医が読影しています。
レディースセンター(乳腺外科)・健診センター(レディース健診)は、MAMMOMAT B.brilliantを活用して乳癌診療や乳癌検診に大きく貢献してまいります。乳癌診療や健診の詳細はレディースセンター、健診センターおよび放射線部のページをご覧ください。
画像提供先:シーメンスヘルスケア株式会社
図1 MAMMOMAT B.brilliant 図2 本装置で明らかになった乳癌